湘南テアトロ☆デラルテ

【ブログを始めたきっかけ】兼 アクティックギア

久しぶりに管理画面を開いたところ「今月のお題」というのを募集していたようなので 書いてみることにしました。

文章を書くことというのは結構好きな方で(巷間「文章力がある」と言われるような、少々頭でっかち、と曲解されるような文章を書きます) ココログ以前にも 大手(当時)SNSの日記は こまめに書いていました。

ただ 当該SNSを始めたのと「ほぼ同時期」に 当時の職場からリストラされる羽目になったのをきっかけに SNSも辞めました。

「失業という大切な/難しい時期だからこそ バーチャルでなくとも話し相手を保持していた方がよかったのではないか」

と指摘なさりたい向きもあるかと思います。

しかしながら それすらゆるされない状況が当時の私を取り巻いておりました。

当時私は女性からストーカー行為を受けており、当該女性もSNSの中での「ともだち」の一人として名を連ねていました。
そして「ありがちなこと」でもあるのですが、当該ストーカーと私には共通の「ともだち」が複数居ました。

「ともだち」との関係を維持するために「ストーカー」を看過するか
「ストーカー」を排除するために「ともだち」も巻き添えにするか

私はやむを得ず 後者を選びました。

結果 「小さな自己表現」の場を失った&虚実混在の「ともだち」を失った私は精神的な意味での「放浪」をせざるを得ませんでした。

少年時代(1983年)から愛好していたアニメ「装甲騎兵ボトムズ」のオフィシャルWEBサイトを見ていたときに見かけた「ボトムズスタッフブログ」。これをきっかけにして 私も「ココログ」で、なおかつ・・・なんというのでしょうか「テンプレート」というのか「スキン」というのか分かりませんが「装甲騎兵ボトムズ ペールゼンファイルズ」の仕様にして ボトムズを主体にした考えの発信をしよう、などと思ってブログを始めました。
間もなく12年が経過しようとしています(13年目に突入しようとしています)。

実は同趣旨の寄稿を2012年5月にも発信していましたので、リンクを貼らせて頂きました(前篇後篇に別れていますので 適宜ご笑覧ください)。

さて 2009年の失業に伴い、私は一人暮らしを辞めて実家に戻ることになりました。
幾つかの/少なくない宝物も丁寧に梱包し 実家に戻ったはずなのですが 干支が一回りするほどの時間を経ても「引っ越しのどさくさで行方不明」になっているものがあります。

それが 当時購入した タカラ(現タカラトミー)の「アクティックギア」という 半完成品の模型でした。

引っ越しに際して 100円ショップで入手できるような CDケース乃至DVDケースに「ティッシュペーパーに包んで」収納し、移送したはずだったのですが「あそこにあるのがアクティックギアだよな」と高をくくっていた先に・・・当該アイテムはありませんでした。

あまりにも小さく
あまりにも軽い物品
でしたから

もしかすると

家族(両親)が価値を見いだせずに捨ててしまったのかも知れない、とも考えています。

時代は流れ/干支が一回りして 今般「フリマサイト」で件の物品を発見。高すぎず、安すぎずのお値段でしたので購入することにしました。

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それがこちらです。

リアルタイムで購入していたときにも辟易したのですが「本当に作りづらい」。
1/48スケールというのが どれくらいなのか それをはっきりさせる目的もあって 実は上記のスコープドッグの脇には

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キュアセレーネを立たせておきました。

タカラ(タカラトミー)さんの バンダイさんに対する敵愾心(?)というのは 決して悪い事ではないとは思いますが、こだわるところが偏っているというか、ユーザーをおいていきぼりにしている感じも否めません。ヘビーユーザーは40代~50代ですよね?いや 2021年ではなく 発売された当時、ですよ?
仕事で忙しく 疲れて帰宅して これほどに「硬い玩具」とバトリングするって・・・いえ、ちょっと無理だと思いますよ。

只でさえ小さな本体に 小さなパーツを取り付ける。オマケにパーツのとりつけが「硬くて難航する」。

実はこのスコープドッグ、キリコフィギュアもコックピットの装備もはめ込んでいません。また 本体各所に取り付ける武装もオミットしています。
はめ込むには硬すぎる/きつすぎる、そのくせボロボロと外れてしまう。

まぁ「生き別れになっていたスコープドッグ」「SAKでもデュアルモデルでもない メーカー品の まともそうなスコープドッグ」を入手できた。

ボトムズの「立体もの」というのは こだわりが強すぎて「お手軽に楽しむ」ことが難しいですね。

まぁ部屋の片隅に プリキュアと並び鎮座しているATとういうのも 個人的にはありなので・・・

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湘南テアトロ☆デラルテ本公演「いつでもマリハナ」(初日)【その2】

【アトリエ湘南到着】

3年以上ご無沙汰のアトリエ湘南。空白はあれども通い慣れた道のりなので、それほど迷いませんでした。
はす向かいにある酒屋さんを目印に、懐かしい建物の前に…

20p1020741

本公演のときにはこういうお届け物が来るんですね。「平塚にやってきた!」という実感がわきました。
見知ったお顔の方たちが時折出入りを繰り返していました。

そして…3年経った今日(こんにち)でも相変わらずガレージの陰に隠れて煙草をすぱすぱされていたのが茂木修二さんと中村佳世さん。久しぶりなのに「あ、また見つかった(←喫煙のことです)」な顔をされてガレージに隠れていかれるのを見て「ああ、帰ってきたんだな(失礼)」と実感しました。

湘南テアトロ☆デラルテの一部の方には「〇〇〇〇〇〇ー」という名前(“八重花桜瑠”とは別&本名ではない名前)で見知って頂いているのですが、実はこのお二人には「本名」「八重花桜瑠」「〇〇〇〇〇〇ー」のいずれの名前でも名乗ったことがありません。名乗らないままにこのままずっと関係を続けるのも面白いかもしれないですね。

【入館】

受付を済ませて館内に。座席はいつも最前列のど真ん中。
図々しいかもしれませんが、映画館とは異なるのですから自分よりも背の高い方が目の前に座られたら何も見えませんので いつも最前列に陣取っています。

フライヤーを拝見して、演目や出演者の概要を把握。
お久しぶりの顏、はじめましてな方の出演を確認して階下のトイレに。

そこで 珍しく開演前に郷田ほづみさんとお目にかかることになりました。

昨年夏の骨折、疑われた(人殺し属性の)複数の病気のお話や経過についての説明などをさせていただきました。

【開演・観劇】

和食ダイニング「毬花」の従業員室で繰り広げられる悲喜こもごものドタバタ劇。
小気味よい展開も楽しかったですが お隣で感激していたちびっこたちのゲラゲラ声に圧倒されることしばしば。
どちらかと云えば「大人の世界の話(“R-18”に近似のニュアンス)」にも反射的にケラケラ笑う様子に末恐ろしさも感じました。
今どきの子供たちは“この手の話”を理解できるのか…

登場人物は総勢9名。「どの人がどのキャラクターだ?」と目まぐるしく出入りを繰り返す登場人物をキャッチアップするのも大変でした。
終盤、上半身裸で演技する茂木さん…汗をうっすらと…否、じっとりと浮かべている様子を見て「お願いだからその汗、飛び散らせないでくれぇ」と心底願っておりました\(;゚∇゚)/

【終演・談笑】

劇団の方にご迷惑がかかるといけませんので詳細は差し控えますが、普段よりも濃いコミュニケーションをとらせて頂きました。

Photo_2

私はファッションに疎い方です。けれども平塚訪問と云うか、郷田さんにお目にかかる際には努めて服装に「モスグリーン」と「赤」を織り交ぜるようにしてあります。
ピンとくる方はすぐにピンとくるでしょうけれども それは「装甲騎兵ボトムズ」劇中に登場するレッドショルダー仕様のスコープドッグを意識してのことです。

Photo

一枚前の郷田さんとのツーショット写真ですが、ちょっとした小物にこだわりました(タイガーのマスクではありません)。

Photo_2

ネクタイピンを「レッドショルダー」仕様にしてあります(^_^;)

人の命の長さなんてわからないものです。この原稿をアップした直後に、私自身が地獄の閻魔と懇意になってしまうかもしれませんが、人生を悲観することなく、少なくとも次の瞬間も甘受できる権利は行使しながら生きていこう、そしてまた 適度に身体に鞭打ってお邪魔しようと思った一泊二日の旅でした。

【蛇足】

翌日の仕事は午後からのスタートでしたので、ホテルのチェックアウトは比較的遅め。
部屋で寛いでいても、他の部屋のクリーニングは始まっており、そういう「騒音」は廉価なビジネスホテルの室内にはあからさまに聞こえてきました。
眼下を行き来する東海道線の車両を見下ろし、1時間も経たぬうちに車中の人間となり平塚を後にする自分が少々寂しくも感じられましたが、ささやかな“心のヂヂリウム”を抱いて日常への一歩を改めて踏み出すことにしました。

さてさて、これまでのアーカイブです。

湘南テアトロ☆デラルテ(旧称:湘南アクターズ)観劇実績
《平成21年》
4月(平塚)、9月(二宮)、11月(平塚)
《平成22年》
1月、2月、6月、11月(いずれも平塚)
《平成23年》
2月、6月、10月(いずれも平塚)
《平成24年》
4月(平塚)、11月(平塚)、12月(平塚)
《平成25年》
1月(平塚)
《平成28年》
11月(平塚)

というわけで、訪問回数は15回、郷田さんにお目にかかったのは14回


ボトムズイベント参加実績
《昭和60年》
夏「『ザ・ラストレッドショルダー』完成記念試写会」
《昭和63年》
3月6日「ボトムズ・ファイナルイベント(『レッドショルダードキュメント 野望のルーツ』完成記念試写会)」於:日本教育会館(九段下)
《平成18年》
2月12日「ボトムズまつり!」於:新宿ロフトプラスワン
《平成19年》
2月24日「キュアメイドカフェイベント“ファンタムクラブ”」於:キュアメイドカフェ(秋葉原)
《平成20年》
12月21日「『ペールゼン・ファイルズ劇場版公開記念』忘年会だよ!全員集合!」於:阿佐ヶ谷ロフトA
《平成22年》
6月19日「『装甲騎兵ボトムズ幻影篇』スペシャルイベント 同窓会だよ! 全員集合!!」於:阿佐ヶ谷ロフトA
9月3日「ボトムズナイト」於:テアトル新宿
10月25日「ボトムズフェスティバル」於:ショウゲート試写室(渋谷)
《平成23年》
1月8日「『孤影再び』初日舞台あいさつ」於:新宿バルト9 
1月16日「大河原邦男先生サイン会」於:模型ファクトリー(新宿丸井内)
5月26日「高橋良輔監督サイン会」於:有隣堂ヨドバシAKIBA店

というわけで、ボトムズイベントは11回、うち、郷田さんが出演されたり 多少でもお話しできたのが4回です。

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湘南テアトロ☆デラルテ本公演「いつでもマリハナ」(初日)【その1】

【序】

実に3年ぶりの平塚訪問&テアトロ☆デラルテ観劇となりました。

前回の訪問は平成25年1月末(笑)。「スマイルプリキュア!」の最終回放送の前日。
実は あの日は平塚駅前のホテル“T”に宿泊しており、プリキュアの最終回はホテルで視聴しました。

その後、仕事が忙しくなったのに加え、昨夏(平成27年) 原因不明の左肩骨折(左上腕骨頸部骨折)に襲われ、多発性骨髄腫(←色が変わっているところをクリックすると、病気の説明ページにジャンプします。返す返すも「この病気でなくてよかった」と実感します)という物騒な病気まで疑われるに至り、平塚訪問&湘南テアトロ☆デラルテ訪問に3年ものブランクが生まれてしまった次第。

漠然と「人並みの寿命をまっとうする」ものだと思っていた私の命は、ひょっとすると明日にも潰えてしまうのかもしれない…そういう危機感を抱きながら悶々とした日々を過ごして参りました。

Photo
命の期限が早足で近づいている懸念を抱いたため、終活として「出棺の際には“炎のさだめ(インストゥルメンタル)”を流し、棺の中にはアーマーマグナムの模型を収める」よう、遺言まで書くに至りました。
昭和58年から33年間、意地を以て応援し、愛してきた「装甲騎兵ボトムズ」と郷田ほづみさん。「命懸け」「真剣勝負」をチャラい人間が口にすることは多々ありますね。
私自身がまさか「命懸け」という台詞を運命に押し出されるように口にするときが来るとは思ってもいませんでした。

かつて「宇宙戦艦ヤマト」劇中にて「いま生きているんですよ。次の瞬間も生きる権利があるんです」と口にしていた古代進の言葉を反芻しながら日々を過ごし、平塚に向かう朝を迎えました。

【出発】

午前中は骨折の影響で動かなくなっている左肩のリハビリ。いったん帰宅し、昼食をとってから、いざ 平塚へ。

平塚訪問時のささやかなお楽しみ「東海道線のクロスシートに座って車窓から風景を眺める」作戦を狙っていましたが この3年でJRの路線も変わっていたのですね。
東京駅始発の東海道線には巡り合えず、上野方面からやってきた「JR上野・東京ライン」と称される路線を走っている電車に乗って平塚に向かいました。
幸い、クロスシートに座ることができましたが、ここで一つ困ったことが…

宿泊を前提に出発したため荷物がやや多め。「網棚」に荷物を置こうと思ったのですが…“左肩が動かない”

リハビリはしておりますが、諸般の事情で回復は遅々としており、簡単に言うと…ガンプラに喩えると「右肩はマスターグレードガンダム、左肩はベストメカコレクションのガンダム」といった感じに、可動域に差異が起きています。それ故「左手を添えて右手で網棚に荷物を置く」という、なんでもない動作ができなくなっていました。
マナー違反だとは思いましたが、相対的に軽い荷物の入ったバッグをブルンブルンと振り回し、遠心力で網棚に放り投げました。

車窓の風景を目にしつつ「次回はいつお邪魔できるかわからないし もしかしたらこれが(健康上の都合から)最後になってしまうかもしれない」と少々沈んだ気持ちでいたことは確かです。

【平塚到着・チェックイン】

久しぶりの平塚駅前。「湘南テアトロ☆デラルテ」の活動の場であるアトリエ湘南のある平塚駅南口に降り立ちました。
これまでとは異なる風景に一瞬戸惑いました。
実は私は「平日に平塚に来たことがなかった」のです。
目の前を行き交う高校生と思しき若者。のみならずハロウィン当日とあって、商店街にお菓子をねだりにあるく子供たちがそこかしこにいました。

電車の中で少々睡魔に襲われていた私は気付けを兼ねてコンビニでアイスクリームを…

踵を返してホテル“K”を目指しました。

“T”よりも宿泊料が安いこと、線路沿いにあることを魅力に感じて選択。
荷を解いて小一時間ほど… そろそろアトリエ湘南に向かおうかと思って部屋のトイレ(&バスルーム)の扉を開けたところで珍事件。

便座に茶色い飛沫が残っていました。

「トイレでコーヒー牛乳を飲んだのだろう」と言い聞かせ…られるわけもなく、フロントに連絡。慌てたスタッフがやってきて、当初予約した部屋とは別の二人部屋に案内されました。
トイレに先客の糞尿の形跡を残すようなクリーニングって、いったいどういう了見なんでしょうね。かなり困惑しました。

気を取り直してアトリエへ…

(ちょっと長くなりましたね。別稿にて続きを書かせて頂きます。こちらをクリックください)

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「冷獄」…ちがった、「即興仙人」

早いもので、一月ももうじき終わり。
お屠蘇気分に浸ることも(ほとんど)許されず、仕事のある日は心身ともにタイトな環境で奮闘しています。

巡礼が終わって間もなく一年。「倒れたら立ち上がり、前よりも強くなれ」の心境で日々を過ごしていますがやはり殺伐とした心境になるのは否めないところです。
とはいえそれに甘んじているわけにはいかないので「心を砂漠にしてはいけない」を矜持に重たい腰を上げることにしました。

と、いう訳で、湘南テアトロ☆デラルテのマンスリーシアターにお邪魔してきました。
今回は1月26日(土曜日)の夜の回を鑑賞。普段でしたら日曜日のお昼の回を拝見するのですが、本日午後に別途予定がそこそこ入っているので珍しく土曜日鑑賞&平塚宿泊で決行することになりました。

平塚訪問の際のお楽しみの一つはJR東海道線の利用だったりします。この辺は毎回触れているような気もするのですが、昔…具体的には大学生のころから「悩み事があったり、人生の壁にぶつかった時には東海道線に乗ってみる」という、意味不明の習慣がついています。クロスシートに乗って進行方向を見ながら旅情に浸ることで心身をリフレッシュしています。特に大船観音を見るとき(停車したときに後方を振り返る感じになりますが)はなんとなく気持ちが静かになります。

さて、そういう好印象のある東海道線ですが、今回は珍事が発生。“線路内に人が侵入したため、運転を中止します”のアナウンスとともに、約10分間、電車が立ち往生してしまいました。
幸いほどなくして運転再開。ほぼ予定通りに平塚に到着。ホテルにチェックインした後、平塚駅周辺を散策…するつもりだったのですが、折からの寒波と強風のために足が鈍る鈍る… 結局ホテルの中でテレビを見て 無為に過ごし、受付約40分前である17時50分頃、アトリエ湘南着…



これまでと違って寒さが甚だしく、受付まで待っていられない^_^; まさに冷獄(「装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ」第8話ご参照)で立ちんぼするわけにはいかないため、近所のコンビニに緊急避難することにしました。

18時20分頃、アトリエ湘南に再度到着。観劇友達のJさんとも合流しての入場となりました。

今回の演目は「即興仙人」。以前に鑑賞した「湘南即興バトルクライマックス」と類似の企画でした。
お客さんから出された「お題」に沿って起・承・転・結各3分、計12分の即興劇を演じる、という内容の物でした。
私とJさんは常日頃会場の最前列を陣取るのですが、今回は私たちの前に座布団が13。スタッフの方からは「そこには座らないでください」の指示があり、即座に「はっはーん(笑)」と納得。
演者の方たちが座るところだったんですね^_^;
即興劇の合計時間が12分とは言いますが、承・転・結の節目節目で郷田ほづみさん演じる「即興千人さま(笑)」がアドバイスを加え、一つのお芝居に仕立てていくので そこそこの時間は要していました。
また、演じる方たちも三つのチーム編成となっていましたので、単純計算で36分以上の時間が…結果的には約90分の時間を十二分に堪能させていただきました。

一つ目のお題は「ペット」
“亀の太郎が死んだ”、というショッキング(ぷっ)な引きからスタートしました。ヒステリックに狼狽する娘、それをなだめる母親…「無事に収拾がつくんだろうか」と余計な心配をしていましたが、どうしてどうして(笑)「転」の部分で急展開がおき、十分納得できる結へと流れて行ってくれました。

二つ目は「パソコン」
パソコンに長じる後輩と、それをやっかんでいる先輩の会話からスタート。
起・承・転までの展開で、時間的にも内容的にも無理が出てきたかと思いましたが、結ではしっかりとまとめることができていました。この辺は、最後に残された演者の方の機転に感服です。

三つ目のお題は「いちご」
新種のイチゴの開発をめぐって、とある農村で繰り広げられるドタバタ劇…そしてその陰に潜む陰謀…
うがった見方をすれば、尻切れトンボギリギリの展開だったのですが、余韻を持たせるという意味では十分楽しめるものでした。

今回印象に残ったのは、男性の演者の機転でした。

最近の演目を拝見していますと、女性演者の台頭が著しかったのですが、今回男性がうまく&やや強引に 話を展開することで転・結での収束に寄与されていたのではないかと思います。

終演後は即興仙人さまと談笑…アトリエを後にしたのは20時半でした。

久しぶりに「夜の平塚」を楽しもうかとも思いましたが、旅の疲れが出たのか(あれ?) 比較的早めにホテルに帰着。のんびりテレビを楽しみつつ、眠りに落ちました。

追伸(?)
私が用意したお題は、惜しくも採用されませんでした。
ちなみにその内容は…
「わらじを履いたゾウリムシ」

ご参考までに
湘南即興バトルクライマックスの際に提供した&採用されなかったお題は
「アンケート調査員を装ったストーカーの晩餐」

次回は2月にお邪魔できるといいんですが、そこは様々な調整を加えて…というところですね。

さてさて、これまでのアーカイブです。

湘南テアトロ☆デラルテ(旧称:湘南アクターズ)観劇実績
《平成21年》
4月(平塚)、9月(二宮)、11月(平塚)
《平成22年》
1月、2月、6月、11月(いずれも平塚)
《平成23年》
2月、6月、10月(いずれも平塚)
《平成24年》
4月(平塚)、11月(平塚)、12月(平塚)
《平成25年》
1月(平塚)

というわけで、訪問回数は14回、郷田さんにお目にかかったのは13回


ボトムズイベント参加実績
《昭和60年》
夏「『ザ・ラストレッドショルダー』完成記念試写会」
《昭和63年》
3月6日「ボトムズ・ファイナルイベント(『レッドショルダードキュメント 野望のルーツ』完成記念試写会)」於:日本教育会館(九段下)
《平成18年》
2月12日「ボトムズまつり!」於:新宿ロフトプラスワン
《平成19年》
2月24日「キュアメイドカフェイベント“ファンタムクラブ”」於:キュアメイドカフェ(秋葉原)
《平成20年》
12月21日「『ペールゼン・ファイルズ劇場版公開記念』忘年会だよ!全員集合!」於:阿佐ヶ谷ロフトA
《平成22年》
6月19日「『装甲騎兵ボトムズ幻影篇』スペシャルイベント 同窓会だよ! 全員集合!!」於:阿佐ヶ谷ロフトA
9月3日「ボトムズナイト」於:テアトル新宿
10月25日「ボトムズフェスティバル」於:ショウゲート試写室(渋谷)
《平成23年》
1月8日「『孤影再び』初日舞台あいさつ」於:新宿バルト9 
1月16日「大河原邦男先生サイン会」於:模型ファクトリー(新宿丸井内)
5月26日「高橋良輔監督サイン会」於:有隣堂ヨドバシAKIBA店

というわけで、ボトムズイベントは11回、うち、郷田さんが出演されたり 多少でもお話しできたのが4回です。

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聖夜のおくりもの3

今年も残すところあとわずか。そして今夜はクリスマス・イヴ。

前回、11月10日にアトリエ湘南に訪問したときから告知されていた「クリスマスドラマリーディング 聖夜のおくりもの3」を 昨日12月23日(日曜日)、鑑賞して参りました。

優柔不断が八重花桜瑠の欠点…ま、欠点はこれだけではないのですが、実際に湘南訪問を決めるまでに紆余曲折がありました。

と、申しますのも、職場に欠員が発生し、業務がすこぶる多忙になったこと。
そして
休日出勤の懸念があったこと。

幸いにして休日出勤からは免れることができたのですが、職場の方の結婚式への出席を強いられてしまったため、22日はアウト!
意固地になって(笑)23日の訪問を決めました。

三連休二日目とあって、拙宅最寄駅から東京駅までの電車の中は普段よりも混雑していました。
その反面、東海道線の電車の中はガラガラという状況。クロスシートに着座し、読書しながらの平塚訪問となりました。東京駅から約一時間で平塚着。時間帯はまさにお昼寸前といった、絶妙のタイミングでした。ランチはこれまた久しぶりのファーストキッチン(笑) お店の前で配っていたクーポン券を利用しつつもドリンクとポテトをLサイズにサイズアップ。

開場前のアトリエで毎度のようにお目にかかるのが茂木修二さんと中村佳世さんのお二人。館内禁煙のようで、お二人はいつもガレージの陰に隠れてぷかぷか楽しんでおられます。
ある時期から私がお二人を見咎めるようになり(笑)三人で苦笑する楽しい時間を頂いております(少なくとも八重は勝手にそのように感じています)。

今回も開演前に観劇友達のJさんと合流。普段と異なる会場レイアウトのため、あまり会話ができませんでしたがその辺はツーカー。会場内でのドリンクメニュー(私は白ワイン)を楽しみながら、開演を待たせていただきました。

ドラマリーディングですが、説明するとラジオドラマの生実演、といった趣でしょうか。
私の少年時代には ニッポン放送「夜のドラマハウス」をはじめとした、ラジオドラマが百花繚乱の様相を呈していました。
現在でも関東圏ではNHK-FM 毎週土曜日の夜にラジオドラマのような番組がオン・エアされていますよね。

演目は「聖夜のおくりもの3」と題しまして「タクシーキャロル」と「聖夜のメール」の二本立て。

「聖夜のメール」は最愛の夫を事故で失った女性、糸井綾子を中心として描かれるストーリー。夫の事故死の遠因を作ったのが自分ではないのかと自責の念に駆られ、時間が経ってもなかなかその思いを払拭できない綾子を、周囲の人間が、そして息子の隼人が温かく支える物語でした。

冒頭、過剰なまでに息子の隼人を見守る綾子お母さんの姿を見て、「ああ、きっと父親が何らかの理由で」などと想像してしまったのですが、あろうことか、父親役は郷田ほづみさん(笑) 出番が少ないのかと思いきや、いわゆる回想シーン的な描写で幾度となく私たちの視界に現れてくれました。
劇中のキーワードは「だいじょうぶ」。誰が言っても同じ効果があるとは思えないこの言葉。綾子の夫、そして息子が優しく囁くからこそ、妻&母親たる綾子が救われたのだな、と感じました。私も誰かに「だいじょうぶ」と言ってあげたいし、また ときとしては言われたい。そんなわがままな(?)感想を抱かせていただきました。

「タクシーキャロル」は、ひと時の恋を楽しまんがためについた、ちょっとした嘘が原因で主人公、依子が後々まで苦しみ、最後は(ネタバレのため自粛)…という心温まる物語。

最近個性的なキャラを演じることが多かった清香えりさんが久しぶりに普通(?)の女性、依子を演じておられました。
ナンパ目的の男性を誘引するためについた小さな嘘。一夜限りの恋愛のつもりが 本物の恋に発展したとき、小さな嘘が大きな心の障壁となり、嘘から、嘘をついた自分から逃れるために、とあるアクションを起こしてしまう依子。
二度と出逢うこともないであろうと諦観していた依子を待っていたのは…

実は劇中、依子がとった“とある行動”と同じことを、私も長い人生のある節目で“やってしまった”ことがあります。 劇中、その行動を見たことで私の涙腺は緩んでしまいました^_^;
依子には温かい結末が待っていましたが、当時の私には…まぁ、今がそこそこ幸せ(?)なので、その辺はできるだけ引きずらないようにしようと思っています。

終演後はJさん、郷田さんと談笑。
年内最後の舞台を見終えて、アトリエを後にしました。
湘南へ足を運ぶようになってもうじき四年が経過します。仕事が多忙で足が遠のきがちですが、さまざまな人たちとのご縁の宝庫でもありますので、今後も努めてお邪魔したいと思います。

さてさて、これまでのアーカイブです。

湘南テアトロ☆デラルテ(旧称:湘南アクターズ)観劇実績
《平成21年》
4月(平塚)、9月(二宮)、11月(平塚)
《平成22年》
1月、2月、6月、11月(いずれも平塚)
《平成23年》
2月、6月、10月(いずれも平塚)
《平成24年》
4月(平塚)、11月(平塚)、12月(平塚)

というわけで、訪問回数は13回、郷田さんにお目にかかったのは12回


ボトムズイベント参加実績
《昭和60年》
夏「『ザ・ラストレッドショルダー』完成記念試写会」
《昭和63年》
3月6日「ボトムズ・ファイナルイベント(『レッドショルダードキュメント 野望のルーツ』完成記念試写会)」於:日本教育会館(九段下)
《平成18年》
2月12日「ボトムズまつり!」於:新宿ロフトプラスワン
《平成19年》
2月24日「キュアメイドカフェイベント“ファンタムクラブ”」於:キュアメイドカフェ(秋葉原)
《平成20年》
12月21日「『ペールゼン・ファイルズ劇場版公開記念』忘年会だよ!全員集合!」於:阿佐ヶ谷ロフトA
《平成22年》
6月19日「『装甲騎兵ボトムズ幻影篇』スペシャルイベント 同窓会だよ! 全員集合!!」於:阿佐ヶ谷ロフトA
9月3日「ボトムズナイト」於:テアトル新宿
10月25日「ボトムズフェスティバル」於:ショウゲート試写室(渋谷)
《平成23年》
1月8日「『孤影再び』初日舞台あいさつ」於:新宿バルト9 
1月16日「大河原邦男先生サイン会」於:模型ファクトリー(新宿丸井内)
5月26日「高橋良輔監督サイン会」於:有隣堂ヨドバシAKIBA店

というわけで、ボトムズイベントは11回、うち、郷田さんが出演されたり 多少でもお話しできたのが4回です。

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明日ハレルヤ

「ひびきの高校連絡帳」をスタートして3年が経過しています。

その間、主たる話題(ジャンル)を絞り込んできたのですが、その中で郷田ほづみさんと、同氏の主宰する「湘南テアトロ☆デラルテ」の存在を欠かすことはできません。

人生の壁にぶつかっていた間、大いに私を笑わせ、ときにホロリとさせて下さった方たち。

なんと!

今年に入ってからの観劇回数が…1回 ( ̄◆ ̄;)!

いかに仕事が多忙とはいえ、これは少なすぎでしょう…いえ、仕事が多忙で心が乾いているからこそ、彼らからエネルギーを頂かねば!

と、いう訳で 行って参りました

湘南テアトロ☆デラルテ 本公演「明日ハレルヤ」

今回思い立った時には予約がかなり進捗し、普段私が鑑賞する時間帯が満席になっていました。
加えて 私自身 観劇後、せわしなく帰路に就く自分に歯がゆさというか、フラストレーションを感じていたので今回は11月10日(土曜日)夜の回にお邪魔し、近隣に宿泊することにしました。

午前中は歯科に通院(月に一度の歯石除去(笑))

帰宅、着替え、荷物準備、昼食…そして出発! いざ、平塚へ!

普段と異なる時間帯の東海道線。車窓から差し込む日差しの強さに困惑しつつ 旅路を急ぎました。
クロスシート、進行方向右側の席に陣取るのが好きなのですが、今回は反対側のほうが見晴らし(?)はよかったかもしれませんね。

受付まで時間があったので駅前の「ラスカ」という商業施設でウインドウショッピング。パワーストーンのお店があったので、ちょっとそそられましたが拙宅にもいくつかストーンはあるのであくまでも目の保養にさせて頂きました。

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17時45分頃、アトリエ湘南到着。すでに見知った劇団員の方たちと目礼を繰り返し、予定より少々早い17時50分頃受付。スーツ姿の郷田さんにもご挨拶させていただきました。
当日はコートも羽織っていました。出発時は厚すぎる感が否めませんでしたが、日が暮れると相応に肌寒い。 背中を丸めて開場を待ちました。 毎度のことながら観劇友達のJさんと合流。久しぶりの再会を喜ぶとともに、二人で事前打ち合わせしていた“ある計画”についても最終打ち合わせ^_^;

19時00分少々過ぎに開演

今回の演目「明日ハレルヤ」

食品会社の新商品開発部室に勤務する女性社員たちの人生模様。
二木あづささん演じるお局さん「桜井佳枝」の鬼気迫る言いがかり…もとい、仕事へのこだわりと、その背後に見え隠れする報われぬ恋を一つの軸(?)にお芝居が進んでいきました。
ネタバレになるといけないので詳細は割愛しますが、演者の方たちのパワフルさと、意外な一面にびっくりな1時間35分でした。

特に…名前を挙げて大丈夫…ですよね、公人のお立場ですから。
清香えりさん演じる「山田向日葵」のぶっ飛んだ容貌と、けだるそうな言動、それでいてポイントポイントでビジネスライクな対応を見せる、その姿に圧倒されてしまいました(と、言いますか、初登場時、一体誰だかわかりませんでした^p^)。

これまで会場受付で言葉を交わす機会の多かった曽我美佳さんが「張鈴香」役で出演。独特のイントネーションでの語り口に一瞬戸惑いましたが、なるほど、外国籍の方を演じていたのですね。次回はぜひ 他の国籍(クエント人OK)でのバリエーションに挑戦して頂けたらと思います。

社会で活躍する女性の悲喜こもごもをコミカルに表現されていましたが、どうしてどうして 男性も大変ですよ、などと終演後に現実に引き戻された私は脳内でため息をついたとか。

観劇終了後はJさんと一緒に 劇団員の方といつもより「密度の高い」談笑をさせて頂きました。

ホテルに一泊して家路に…でもその前に、と思ってアトリエに足を向けたところ、劇団員の仲野元さんとバッタリ! 朝から集合して、今日の千秋楽の準備に入っているとのことでした。私もアトリエに顔を出し、郷田さんにお別れの挨拶をして家路に。

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こちらの看板は本日(11月11日)撮影したものです。開演時刻が昨日とは異なっています(念のため)。

今年の公演もあとわずか。確約はできない現実が横たわりますが、心の潤いを保つためにも こまめにお邪魔したいと思います。

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平塚で買ったお酒です

気が付いたら、すでに一ヵ月以上前の出来事になっていました。

4月29日に平塚、湘南テアトロ☆デラルテを訪問、「ソープオペラ」を観劇してきました(既報)。
毎回、観劇を終え 郷田さんとの談笑を終えて辞去するときは、観劇友達のJ嬢とご一緒するのですが、4月29日は珍しく、アトリエ湘南近くのセブンイレブンに立ち寄りました(Jさん、お付き合いいただきましてありがとうございました)。

目的は(笑)

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こちらになります。

コンビニ限定の「クリアアサヒ」をゲットすること(ノ∀`*)キャッ

いやぁ、実は「無料引換券」というのを母が入手しまして、セブンイレブンでないと交換ができないとの由。拙宅周辺にはセブンイレブンがなく、4月28日(土曜日)に 定期券を使って電車で30分ほどいったところのセブンイレブンで当該引換券を出したのですが…
「生憎当店では扱いがありません」
ふんだ(笑) セブンイレブン…と、いいますか、コンビニってこういうケースがありますよね。酒類販売の免許を取得していない店舗なんでしょうかね? とはいえ電車でわざわざ足を運んだのに、ちょっとこれにはイラッとしました。
一応、電車に乗った理由は、別途市販の滋養強壮剤(これまた扱い店が少なかったんです)を購入するためだったので、全くの無駄足ではなかったのですが。

とはいえ当該引換券をどこで有効活用しようか…有効期限は4月30日…
と、いうわけで、いつもアトリエ湘南に入場する前、時間つぶしをしている 平塚駅前のセブンイレブンで交換してもらおう、との運びになりました。

わずか200円程度のお酒を交換するのに、平塚のセブンイレブンまで足を運んでしまうなんて、ちょっと大げさ(え?)。 平塚での観劇に、ちょっとしたおまけがつきました。

あ…

いまだに飲んでいません(笑)

冷蔵庫に鎮座させて あるとき「飲み足りない」と感じた時に おもむろにスクリューキャップをひねってやろうかと((((ノ´ω`)ノ

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ソープオペラ再び

大型連休に突入しましたね。
巡礼を終えて、新たな生活のリズムに体を馴染ませているまっただ中。実は4月27日の夜を迎えるまで、大型連休が到来したことや、28日~30日がひとまず三連休なのだということに気づかずにいました。
毎日の業務で曜日の感覚や暦の流れ、季節感、そのほとんどに興味がない状態が続いていたので。

海上自衛隊の海上勤務の方たちが、毎週金曜日にカレーライスを食べることで時間の感覚を取り戻す、といったお話を聞いたことがありますが、私の場合は毎週日曜日に「スマイルプリキュア!」を視聴することで曜日の感覚を正常に保っています^_^;

さてさて、とにかく三連休(笑)。半年ぶりに平塚行きを決心しました。

郷田ほづみさんをはじめ、劇団で懇意にしてくださっている方たちには就職の報告は済ませてあったのですが、就職後初の訪問。ちょっと緊張しました。

通勤定期券を使うことができるので、少々電車賃が浮くのでは、との皮算用をしておりましたが、通勤経路とクロスする部分が少なかったので、あまり定期券の恩恵は得られなかったみたいです^_^; 予想通り、大型連休とあって電車内はいつもよりも混んでいました。家族連れ、その他グループの歓声に少々圧倒されましたが、こういう事態を見越してプレイステーションポータブルをカバンに忍ばせておきました。このゲーム機を購入したのは6年前ですが、付属のヘッドホンを使用したのは今回が初めて。周囲の喧騒に背を向けて、「第二次スーパーロボット大戦Z 再世編」をプレイしながらの平塚道中となりました。

11時30分頃、平塚駅に到着。そのまま駅に直結している「平塚ラスカ」というショッピングモール内の「リヴィエラ」というレストランへ。前回もリヴィエラで食事をしたのですが、今回は「ヘルシーハンバーグ」で腹ごしらえ。 前回からファミレスではなく、ラスカの中のレストランを積極活用しようと方針変更しています…が、平塚到着から劇場での受付までのタイムラグを考えると、東京駅周辺で食事を済ませて、13時ころに平塚に到着するようなスケジュールもいいのかな、などと考えるようになりました。

食後は平塚駅周辺…会場のアトリエ湘南がある南口とは反対の北口に降りてみました。私の母は平塚大空襲の被災者であり、焼夷弾の雨の中を逃げ惑っていたと聞きました。当時の住居表示も記憶していたため、それらしき地域(いまだに名前が残っていました)を散策。とはいえ不案内な状況だったので、散策を切り上げて会場に向かいました。

観劇友達のJ嬢と合流(?)し、劇場内へ。今回は久しぶりに郷田さんがキャスティングされているため…だと思うのですが お客さんの出足も好調だったようで。

ソープオペラのストーリーは、半年前とあまり変わっていませんでした。が、上演時間(前半)がなんとなく短く感じられました。後刻郷田さんに伺ったところ、毎回余剰な描写を省いて上演時間をコンパクトにしていると。納得。
劇中では奥さんに黙って転職を決めたり家の購入を決めたりしてしまう旦那さんとか
浮気がばれて修羅場(?)を演じる夫婦とか(笑)
記憶喪失に陥った奥さんに翻弄され、悩み苦しむ旦那さんとか
さまざまな描写がなされていました。

私は独身…

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\(;゚∇゚)/

いえ、三次元では独身なのですが、夫婦生活を営む中で、独りよがりにことを運ぶ旦那さんの立ち居振る舞いに共感できる部分があり、ある意味怖くも感じました。さすがに黙って家を買うとか転職するということはないでしょうけれども、コミュニケーション不足で夫婦間の感情がすれ違う、互いのベクトルが違った方向に向かってしまうというのは起こりうることなので、将来の(え?)参考にしたいと思います。

また、登場人物の一人が「好きなものを探して/好きなことが見つかると思うから」という理由でアメリカ滞在を希望し、当該登場人物の兄&夫から咎められる描写があります。

「最初から全部を好きになれることなんて稀だ/そんな奇跡は起こらない/好きの割合をちょっとずつ増やしていくものだ」というセリフを前回も聞いたのですが、毎日仕事で疲れている私の胸に幾度も突き刺さりました。

ともすると2年7カ月の巡礼生活を忘れて、仕事に不満を抱いてしまいがちですが、日々の暮らしの中で腹に据えかねることがあっても、少しずつ“好きの割合”を増やしていきたいな、とは思っています。

上演後は郷田さんと久しぶりの談笑。事務所の前に屯していると、おなじみの演者の方たちが行きかい、目礼の洪水(笑)
殆どが巡礼中に知り合った劇団員の方たち。彼らの存在がなければ、幾度も心を折ってしまったことがあったでしょう。この場を借りて、改めて謝意を示したいと思います。

平塚に足を運んだ回数
郷田さんにお目にかかった回数
は一致しません^_^;
それはボトムズイベントで幾度かお目にかかり、反対に平塚にお邪魔した時に郷田さんが不在だったときもあるためです。
自身でブログを読み返せば回数はわかると思うのですが、数字的なことよりも心を癒す場所がある、その幸せを甘受したいと思います。

前回訪問時の記事はこちらになります。

【追記】
いい機会なので調べてみました。
湘南テアトロ☆デラルテ(旧称:湘南アクターズ)観劇実績
《平成21年》
4月(平塚)、9月(二宮)、11月(平塚)
《平成22年》
1月、2月、6月、11月(いずれも平塚)
《平成23年》
2月、6月、10月(いずれも平塚)
《平成24年》
4月(平塚)
というわけで、訪問回数は11回、郷田さんにお目にかかったのは10回

ボトムズイベント参加実績
《昭和60年》
夏「『ザ・ラストレッドショルダー』完成記念試写会」
《昭和63年》
3月6日「ボトムズ・ファイナルイベント(『レッドショルダードキュメント 野望のルーツ』完成記念試写会)」於:日本教育会館(九段下)
《平成18年》
2月12日「ボトムズまつり!」於:新宿ロフトプラスワン
《平成19年》
2月24日「キュアメイドカフェイベント“ファンタムクラブ”」於:キュアメイドカフェ(秋葉原)
《平成20年》
12月21日「『ペールゼン・ファイルズ劇場版公開記念』忘年会だよ!全員集合!」於:阿佐ヶ谷ロフトA
《平成22年》
6月19日「『装甲騎兵ボトムズ幻影篇』スペシャルイベント 同窓会だよ! 全員集合!!」於:阿佐ヶ谷ロフトA
9月3日「ボトムズナイト」於:テアトル新宿
10月25日「ボトムズフェスティバル」於:ショウゲート試写室(渋谷)
《平成23年》
1月8日「『孤影再び』初日舞台あいさつ」於:新宿バルト9 
1月16日「大河原邦男先生サイン会」於:模型ファクトリー(新宿丸井内)
5月26日「高橋良輔監督サイン会」於:有隣堂ヨドバシAKIBA店

というわけで、ボトムズイベントは11回、うち、郷田さんが出演されたり 多少でもお話しできたのが4回です。

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帰宅しました

現状、見習い期間ですのでこの時間には心身が自由になります。
が、
このご時世ですので、見習い期間が終われば、心身の自由を確保するのは限りなく難しくなります(いえ、なるんじゃないかと思います)。

約一か月にわたり、リアルでお世話になった方への挨拶をし、某SNS内で祝福され、「ひびきの高校連絡帳」にお越しくださっているおともだちからも祝福され… を体験してきました。

繰り返してしまいますが、応援してくださった、祝福してくださった皆様に恥じない人生を歩んでいきたいと思います。

この2年半を振り返ると 特に【八重花桜梨さん】が前面に登場したものの リアルな空間では【最低野郎な方たち&その後継者】との交流がとても濃密だったんだな、と感慨にふける瞬間も多いです。

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すみません、濫発はしたくないので今はこんなショットで(*ノv`)

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一般に浸透していないコンテンツのようですが、29年間見つめてきた集中力は誰にも負けないつもりです。

接してくださった方たちに優劣はつけません。みなさんの応援を背負って 前に進むのみです。

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少し早目の“年末のご挨拶”

平成23年ももうじき終わりますね。

私も昨夜まで勤務だったので心身疲労が激しく、今は居間で(駄洒落じゃないですからね)ぐったり、のんびりしています。

装甲騎兵ボトムズをヨイショすることを主眼においてスタートした「ひびきの高校連絡帳」ですが、今年は【妻】である八重花桜梨のほうが登場頻度は多かったかもしれませんね。

映像作品にはどうしても“最終回”“おわり”があります。熱狂的なファンは、マスに対してピリオドを打たれ、時間の流れが表向き止まっているものを深く掘り下げ 鑑賞していきます。

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ボトムズについては今年は「孤影再び」が劇場公開されたため、時間の流れが広がりはしました。それから先は停止した時系列の中で時間軸とは垂直の関係にある軸… 設定やキャスティング、インサイドストーリーの追究にエネルギーを注ぐことになったのでは、と思っています。そういう縦方向、横方向の楽しみ方ができる間は頭の中で世界観を縦横無尽に広げることができますよね。


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以前にお話しした「おたのしみ企画」の正体はこちら。「孤影再び」のジャケットに、郷田ほづみさん自らサインをしてくださった上、ジャケットとの記念撮影をしてくれました。

来年はどんな出会いが待っているのか、知る由もありませんが とりあえず前向きに、人間ですからときには立ち止まり、振り返りながら歩みを進めたいと思っています。

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