心に残る歌/音楽

At Uoodo

エーティー・ユードゥ ではありません。

二軒目のバトリング先が、限りなく黒…むしろカ○トに近いということで、両親も大反対。「バトリングにいくくらいなら外出して1円でも多く稼いで来い」との方針転換があったため、幸か不幸かまったりとした昼下がりを過ごしております。

午前中はプリキュアを視聴。まともに見始めたのが昨年暮れからだったのが幸いしました。こういう可愛らしいキャラ&心打たれるストーリーだとはまってしまう確率が高いのですが、番組も次回で終了。
なんらかの購買意欲がわいても、市場から殆ど姿を消していそうなので却って助かりました。

とはいえ「次の次のバトリング」に備えるため、紙の挑戦状を書き溜めておりました。

久しぶりにFMラジオに耳を傾けたところ、「シューマン ピアノ協奏曲イ短調作品54第一楽章」が耳に入り、思わずペンを止めて姿勢を正してしまいました。

ご存知の方もおられると思いますが、この曲は「ウルトラセブン第49話『史上最大の侵略 後篇』」のクライマックスシーン、アンヌ隊員にモロボシ・ダンが正体を明かし、拉致されたアマギ隊員を救出、続けて双頭怪獣パンドン(改造パンドン)と戦い、M78星雲に帰還するまでの間流れ続けた、特撮フリークにとっては神格化されたクラシックミュージック(の、ひとつ)です。
当時のクオリティとしては秀逸な、そして現在再視聴してもなんら見劣りしない、というか現代の特撮作品のほうが陳腐に見えるほどの重さ、艶っぽさをもった特撮ドラマだったと思います。

ひとしきり聞きおえてセットしたディスクが「装甲騎兵ボトムズ サントラ第1集“ウド”」。アルファベット表記するとAt Uoodoです。何度耳にしても“最低な”気分にしてくれる名作ですね。乾裕樹さんのサウンドに触れたのは昭和58年の夏。林間学校から帰宅を急ぐ途上にあったレコード店で購入したカセットテープでした。
特典として貰ったポスターもいまだに保管してあります。

後年、秋葉原ワシントンホテルの「バロン」というクラブで乾さんのフュージョンが流れていたときがあり、その中に「いつもあなたが」のインストゥルメンタルが混じっていたのを耳にして狂喜した記憶があります。

月並みですが「歌は流れるあなたとともに」といったところでしょうか^_^;

さて…午後からはクメンでも聴いて、心の中だけでも熱帯にしましょうか…

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わたしの「泣ける歌」…

今回のお題「あなたの『泣ける歌』を教えて!」

以前、自分の好みの歌や音楽を積極的にフィーチャーした時期がありました。別にやめたつもりではないのですが、歌詞の転載とかいろいろ制約がかかりそうな部分があり、ちょっとご無沙汰しています。

で…

泣ける歌の定義ですが「泣きそうなときに一緒に泣いてくれた歌」「聞く前は元気だったのに聞いたら泣いてしまう/泣いてしまった歌」「泣いている自分を更に涙の海に落としてくれた歌」など、いろいろ考えられます。

まず、私の純粋な生理現象として、(アニメ)タイガーマスクの「みなし児のバラード」は不動のものです。カラオケボックスで映像つきのカラオケが流れ出すと、画面を見ることができません(ガチで泣いてしまうので)。他にはキャプテンフューチャーのEDの「ポプラ通りの家」とかサイボーグ009の「いつの日か」、超時空要塞マクロスの「やさしさSAYONARA」なんかも捨てがたいです。歌謡曲だとシャ乱Qの「シングルベッド」なんかも泣かせますね。解なし、ではなく…いっぱいあって選べません。特に選ぶのなら…





春のフリル
ということで^p^



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ヒカリの苦悩

ちょっと疲れています。
巡礼中の暇人のはずなのですが、ネット内でのつきあい(もちろんここでのお付き合いとは別です)で「道を譲りすぎている」ようで…

自覚がないんですね^_^;

自分もそれなりに楽しんでいるつもりなのに、ちょっと距離を置いた人からは「八重さんは人を喜ばせることに一生懸命で疲れているようにしかみえない」と。

そんなものなのかもしれません。

巡礼中。

「君がいないと盛り上がらない」とか言われてしまえば、ちょっとおだてられれば、一生懸命パフォーマンスしている自分に気づく。
気づいたときには消耗しきっている。

少し わがままになってみましょうか… ちょっと勘違いしている人に対しては…

追伸
掲題は「ザ☆ウルトラマン」のBGMのひとつ。
「貴様は肝心なときに いつもいない(ウルトラマンとして活躍する間は、人間としては活躍できない、わけですね)」と非難された主人公が「ウルトラマン、僕はみんなに“僕がウルトラマンだ”と言ってしまいたい!」と苦悩を吐露するときに流れる音楽です。
別に私がウルトラマンのように振舞っているわけではないのですが、なぜかさっきから脳内再生されています。

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抱いてセニョリータ

今日も好天に恵まれました。

巡礼が続く毎日。多忙な時期には聞き流していた音楽/音楽ソフトを改めて聴いて、その曲の好さを再体験しています。

今から…もう4年も前になりますが…私は堀北真希(以下「ほまきさん」)さんのファンをやっていました。
きっかけは、フジテレビで夜遅くに放送された単発ドラマ「翼の折れた天使」を観たことによります。
ちょっと影があって、透明感も兼ね備えている…

現在の巡礼ほどではなかったのですが、当時もちょっとした壁にぶつかっていて、ドラマの中とはいえ、トラウマに苦しむ彼女が妙に素敵に映ってしまい、ファンクラブにまで入っていました。

異性のタレントさんのファンになる理由というのは様々ですよね。容姿、声、立ち居振る舞い、演じた役柄、握手会(その他これに類似のイベント)でのリアクションなど…
ほまきさんの場合、実際にお目にかかったことはなく、演技力に魅力を感じたのかな、などと漠然と思い出されます。

仕事が忙しかったので、出演するドラマを毎回見るのもおぼつかない。ご本人は歌を出しているわけではない…
そんな中で「万障やりくりして」見ていたのが「クロサギ」というドラマでした。
主演は山下智久さん。詐欺に遭って自殺した父親の復讐をせんとばかりに「詐欺師を騙す詐欺師」として立ち居振舞っていました。
ほまきさんは物語のヒロイン役でした。主人公の素性・立場を知って戸惑う役をこなしていました。
また、山崎務さんの怪演も際立っていました。

日々のストレスを発散するために、カラオケに行く機会もそこそこあった時期。
私が好んで唄っていたのが「クロサギ」の主題歌である「抱いてセニョリータ(歌:山下智久)」でした。

カラオケの席ではTPOをわきまえないのが八重流(?)。職場の上司がいようが、当時のGFの前だろうがお構いなしに唄っていました。

当時、T○Sが ドラマ「クロサギ」をフィーチャーし、山下さんにインタビューする機会がありました。
「(詐欺師を演じている、ということもあって)山下さんは、誰かを騙したことがありますか?」
との質問を受けていました。
そのときの回答が
「ボクは俳優として、視聴者のみなさんを騙しています」
一言一句を再現してはいません。が、若くして こういう重たい言葉を発することが出来る人というのは、自分に自信がある/厳しい人なんだろうな、と思いました。

演じた人物の人格に頼っていれば、相応のファンを獲得することが出来る。なのに「私は、私が演じた誰某と同一人物ではありません」と明言できるというのは、凄いと思います。
薄っぺらなイケメン俳優ではない凄みを、彼から感じました。

ばい・ざ・うぇい
ほまきさんのファンクラブは2年間で退会しました。
理由は、事務局が ユーザーである私からの照会に回答してくれなかったからです(^^ゞ
いやぁ、箸の上げ下げみたいな質問だったし、回答がなかったからと言って、特別な損失が遭ったわけではないので、大人気ないな、とも思っています。
高い会費を払っているのに、会員カードのリニューアルもなく、会報だけが機械的に送られてくる、というスタンスに疑問を感じた、というのも理由の一つです。

抱いてセニョリータ 山下智久 歌詞情報 - goo 音楽
抱いてセニョリータ 山下智久 歌詞情報 - goo 音楽

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ラジオドラマや、それに似たもの…

声優という職業を知ったのは小学校5年生の時でした。
「さらば宇宙戦艦ヤマト~愛の戦士たち~」が巷でヒットし、“テレビまんが”を、当時の社会通念上の“こどもでない人たち”が堂々と愉しむようになった黎明期でした。

私の小学校は、管理教育のテスト校になっていました。研究対象となる科目は“体育”。座学系の教科がいくら冴えていても、鉄棒が、球技が(以下省略)…できなければ、家畜以下…もとい、家畜未満の扱いを受けていました。

全ての教師がそういった校風に賛同していたわけではなく、小学校1、2年の担任はその体制に白刃を抜いて立ち向かってくださいました。
他方、3年次の担任は「脳みその中でも懸垂逆上がり」をしていそうな…妖気漂う年配の女性教師でした(顔はアニメ「みなしごハッチ」に登場したカマキリそっくりでした)。
当該教師にとって…サーカス芸のできない児童は虐待の対象。
私もその対象となりました。幸い 一年間で「担任―児童」の関係は解除されましたが、その後3年間(つまり小学校生活の3分の2)はその教師の影響を受けました。理由は4年次~6年次の担任が「ペーペー」だったからです。教師の世界にも「序列」が存在するため、「自分の教室に侵入し、自分が担当する児童を罵倒するベテラン(ぷっ)教師」を(本来の担任が)排除できなかったのです。

そんな陰鬱な毎日を過ごしていましたが…
国語の時間に「リヤ王」を読んだ(演じた(?))のが私の気持ちの転機になりました。

「こういう風に誰か…別の人物になりきって本を読むような仕事はないのか?」

声優という職業はドンピシャリ!なイメージがありますよね。
素晴らしい!世の中にはこういう…人に夢や勇気を与える仕事があるのか!
それから、「声優名鑑」なるものを入手し、アニメばかりではなく、著名な声優が登場するラジオ番組を聴く日々が始まりました。

ニッポン放送「夜のドラマハウス」というのを毎晩聞きました。
毎週、一つの歌曲(多くは「歌」)にフィーチャーし、その歌のの題名をテーマにしてショートストーリーを演じる番組。
CMを除くと、「尺」は5~7分前後だったと思います。チューニング特有のピーピー音とあわせて耳に入ってくる声優さんの語り。
初めて耳にしたのは「憧れのラジオガール(歌:南佳孝)」にフィーチャーし、森巧至さん、高坂真琴さんが演じたショートストーリー。このお二人、「エースをねらえ!」の主役ですよね。

時代は流れて…声優に対する興味も盛り上がったり冷めてみたり…気がつけば 眠れないときにFMラジオから流れてくるラジオドラマを聴く程度の存在になりました。

アニメ・ゲームが普及した昨今、ラジオドラマではなくてCDに代表される音声ソフトでドラマを聞く機会も増えました。

今回、こんなものを発掘しました。

Cd Cd_2


「ときめきメモリアル2 ドラマCD vol.2 ~約束・遠い記憶~」

10年近く聞いていませんでしたが、昨今再燃している八重さん熱に後押しされて聞いてみました。
CVの村井かずささんのツンデレ演技が秀逸。心を開くまでの冷たい声は…背筋が凍る思いで拝聴しました。
こういうドラマというのは、音楽のように流し聞きすると内容がわからなくなるので、ちゃんと腰をすえて耳を傾けます。で、「折角だから」とMDにダビングし、散歩の途上で聞いていましたが…聞きづらい(^^ゞ

やはりBGMとは違い、人間の会話の音声というのは 腰をすえてじっくり聞かないといけないものなのかもしれません。

普通の歌曲と違った、ドラマCDやラジオドラマ。ちょっと涼やかな聴感を たまに楽しむのもしゃれていますね。


蛇足
声優という職業が世の中にあることを知らなかった頃…私はデスラー総統と佐々木功さんは同一人物だと思っていました(*^ω^*)ノ彡
え?え?…似てませんか? いや、似てると思ったんですよ。小学校5年生の可愛い(?)児童は(*´v゚*)ゞ

憧れのラジオ・ガール 南佳孝 歌詞情報 - goo 音楽
憧れのラジオ・ガール 南佳孝 歌詞情報 - goo 音楽

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想い出がいっぱい

大型連休中にも花見は出来るのでしょうか?
4月初頭は、とてもそういう気持ちにはなれず、テレビを介して伝わる「お花見」トピックを別の世界の事のようにみていました。

昨年とは大違いです…

昨年は、お花見をしました。
気の置けない、おかしな、愉快な、言葉はきついけれども優しい…仲間と…
前夜からブルーシートとダンボールを準備し、場所の確保に東奔西走していた仲間たち。
私は…巡礼の原因となるさまざまな事象に立ち向かうため、遅れての参戦でした。

久しぶりに腰をおろす「土の大地」。土の匂いがする…アスファルトの上ばかり歩いている現代人には、お花見会場の土の匂いも新鮮で…

ふと見上げると木漏れ日が…その光を受けて、困難も浄化できたら、と思っていましたが、現実はそう甘くない。

花見を終え、二次会を首都圏某所…「俺たちの秘密基地」と称していたエスニックレストランで行いました。
「八重、お前が一番(一次会で)食べてないんだから、好きなの(好きなメニュー)選べよ!」
リーダー格の年上の男性に促されて…大好物の…をオーダーしました。

食べて、飲んで…ちょっぴり唄って…

そのとき唄ったのが「想い出がいっぱい(歌:H2O)」

お花見会場で見上げた桜の葉の隙間から…文字通り「木洩れ日」を感じて…わずか数時間で沢山の想い出ができた、ご縁に感謝して…
歌詞に「木洩れ日…」のフレーズが入っているんですね(^^♪

(リンクを許可されているサイトから引っ張ってきています。歌詞は下記リンクからどうぞ)



想い出がいっぱい H2O 歌詞情報 - goo 音楽
想い出がいっぱい H2O 歌詞情報 - goo 音楽


実はね…

私は あだち充さんの漫画って読まないんです。特に強調したいのは「タッチ」。アニメも見ていませんでした。
厳密には、漫画を最初は読んでいたけど、読まなくなった、という感じ。容姿端麗・成績優秀といった、パーフェクトな女性の設定が、男性を見下しているように感じられたんです。

当時、アニメフリークのステレオタイプというと(意味不明なのですが)「ラムちゃんが好き」「浅倉南が好き」と一括りにされていたような気がします。

もう一歩踏み込むと、「ラムちゃん」も敬遠していました。なんとなく「コマ割り」と「吹き出し(の、中のセリフ)」が生理的に合わなくて…読まず嫌いではありませんが、腰をすえて読んでもいない、という感じでした。
少年サンデーを購読していましたが、読んでいたのは「男大空」「がんばれ元気」「プロレススーパースター列伝」でした(^_^)v
「みゆき」というアニメも見ていませんでした。ボトヲタであった私が、抱き合わせのように「ラムちゃんファン」「南ちゃん(と、いうか「あだち充キャラ」)ファン」と偏見をもたれていたみたいで猛烈な抵抗感を持っていました。

ですからこの曲も高校一年の時の予餞会で覚えました。
いい歌ですよね…カラオケで、よく唄います。ただ…歌詞と一緒に流れる映像が、多くの場合「みゆき」のアニメ映像なんで、困るときがあります。これだけ素敵な歌でも。アニメ映像が流れたとたん、乾いた笑い声がどこからか聞こえてきて…

カラオケ、飲み会…ご無沙汰して9ヶ月… 巡礼の有無とは関係ありません。「繋いだ手を離さざるを得なかった」友人たちを偲んで…いつか再会したいな、と身勝手なことを願っています。

蛇足
私が浅倉南嬢を敬遠しているのは、容姿端麗・成績優秀・運動神経抜群…が理由だけではないらしいです。

知人から指摘されました。

「八重くんって“ビーンズ目”の女の子が苦手でしょ?」
ビーンズ目:文字通り、豆(特に空豆?)のような楕円の目のキャラクター。
対になる言葉は「スクェア(四角っぽい…カチッとした)目」だそうです。
私が常々「萌えている」「壊れた」「廃人にされそう」といいながら紹介している三人娘の「眼差し」と比較してみましょう…


Photo
浅倉南



Photo_2

八重花桜梨



Photo_5 

虹野沙希



Photo_6 

クスハ・ミズハ



…納得(*´v゚*)ゞ

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光臨~八重花桜梨さん~

先刻、一つの荷物が届きました…

時節柄、あまりやんちゃな遊びや散財はできないのですが、どうしても入手したかったアイテム。故にオークションで落札しました。
所謂ゲームセンターに設置されているクレーンゲームなどの「プライズグッズ」なんですね。
私は少年時代から品行方正だったので(自慢できない)、その弊害が出ています。

いい大人なのにゲームセンターやパチンコ屋さんにいくと動悸がします。理由は少年時代の「ゲームセンターに行けば、後々生活指導の教師から殴られる」という意識が染み付いているからです。また、別次元の話題ですが、ゲーセン内の あのけたたましい音も苦手です。

そんな訳で、プライズゲーム&プライズグッズとは無縁。

でも!

欲しかった…

さまざまな入手方法があったようなんですが、ちょっとチャンスロスを繰り返してここまで来てしまいました。

「もう駄目かな…」なんて半ば諦めつつオークションサイトを見たら…

ありました!

もう、これはゲットするしかない!

Photo

と、いう訳で、入手したのがこちらです。

Photo_2

「ときめきメモリアル2」のヒロイン(の、ひとり)&私のHNのモデルになった八重花桜梨(やえ・かおり)さん!の、フィギュア

箱から出すのが勿体無い。
手垢がついたら…(^^ゞ まあ、その辺はおいておいて…いい感じです。

Photo_4

お待ちしておりました。

一生はなさないからね!
(但し、生身の人間と婚姻の事実が発生した場合はこの限りではありません(^^ゞ)

で、花桜梨さんの輿入れ(?)を記念して、リンクフリーの歌詞情報を提供します。
「春のフリル(歌:村井かずさ)」興味がある方は各種動画サイトでチェックしてみてください。

春のフリル 村井かずさ 歌詞情報 - goo 音楽
春のフリル 村井かずさ 歌詞情報 - goo 音楽

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確かに愛したとき

皆様お住まいの地域の天候は如何でしょうか?

拙宅周辺は明け方に霙が振りましたが、現在は薄日も指し、熱すぎず寒すぎずの状態です。

午前中郵便局まで足を延ばしましたが、道中、奇妙な単語が脳裏を掠めました。

「ナディル・サルファン」

人名だと思い、ちょっと頭を捻ったところ、折原みとさんの小説の登場人物ではないかと思い当たりました。

「アナトゥール星伝」
あはは…コアなファンの方がご覧になったら「なんでこんなアラフォー男がみと様の小説を(`Д´)」とか思っちゃうかもしれないですよね(^^ゞ

今を遡ること15年前(の、今頃)、私は高橋由美子さんのファンでした。当時「20世紀最後の正統派アイドル」と言われていたのですが、デビュー直後から熱心にチェックを続け、彼女に関するアイテムは相当数もっていました(コンサートで投げてくれた紙手裏剣も、サイン色紙も勿論持っています)。
由美子さんは「時の輝き」という映画の主演に抜擢され、…なんだっけ?看護師だか、看護学校生だかの少女を演じていました。

ストーリーも結構面白く、また前向きに「涙ホロリ」になる映画だったので、「この原作を是非!」と思って書店に走ったのです。
それが…今で言うラノベとの出会いでした。語弊があるかもしれませんが、それ以前から「アニメージュ文庫」だとか「ソノラマ文庫」は刊行されており、今のラノベのようなジャンルもポツリポツリと刊行されていました。
ただ、「主人公の一人称でストーリーが進む」。「ひえー」だの「げげっ」だのといった感情表現が露骨に活字で印刷されている媒体としてのラノベに出会ったのはこの時期でした。

失礼かもしれませんが…読書家の私は「瞬殺」で読み終えました。文字数少ない。

でも!

面白かった。

折原みと…職場の女性が知ってる知ってる…「でも、なんで八重さんが折原みとを知ってるんです(-ε-)」なんて状況に…

まあ、その辺は置いておきまして、折原女史の本を読み漁ってみたくなりました。

そこで出会ったのが「アナトゥール星伝」シリーズ。「金の砂漠王(バーディア)」とか「銀の星姫(メシナ)」ほか、数点を読み漁り、脳内細胞がラノベをアクセプトできるようになりました。
前後して「ママレードボーイ」のノヴェライズも読みましたが、まあどちらも面白かったです。

その後、数次に亙る 母親主体の「ホロコースト」の被害を受けて、これらのラノベは廃棄されてしまいましたが、たまに図書館で見かけると、ちょいと拝借してしまうときがあります。

いや~、ラノベって、本当にいいものですね(水野晴郎)。

そんなわけで「ナディル・サルファン」→「アナトゥール星伝」→「折原みと」→「時の輝き」…と連想ゲームが続きまして…

「確かに愛したとき(歌:東野純直)」を思い出しました(^_^)v

素敵な曲です。
カラオケで幾度も唄いましたが、唄いこなせません(でした)。

ちょっとナイーヴさが強いな、という感じもしますが、思春期の少年少女からおとなの恋への階段をのぼりはじめたカップルを描いた映画の主題歌としては、秀逸だったと思います。

グッピー(高橋由美子さん)も篤姫にでるし、恋人役の山本耕史さんも渋い役柄を演じるようになるし…時の流れを感じますね。

いつか…唄いこなしたい一曲です。

確かに愛したとき 東野純直 歌詞情報 - goo 音楽

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メモリーグラス

“制服を脱ぎ捨てて”

こういうタイトルで卒業文集を書き綴った若者が、この数週間で如何程いたのだろう。
制服という「蛹の殻」を破って、新しい世界に旅立つ…

そして黄色い帽子
黄色いランドセルカバー…

季節は移ろい、私も「重いコート脱いで 出かけませんか」モードに入っています。

新しいことに挑戦しようとしている友人をみるにつけ、十年一日のごとく、燃え燻っている自分がイヤになったりもします。

「人事を尽くして天命を待つ」
神をも殺した男に憧れる私の胸中に 矛盾したこの言葉が鎮座しています。

ちょっとした閉塞感から…
若者(と書いて「ばかもの」と読みます)時代の郷愁に耽って…自然と口をついて出てくる歌の一つ…

「メモリーグラス(歌:堀江淳)」

当時は「このひと、オ○マじゃないのか?」「一発屋じゃん!」などと心ない揶揄を飛ばしていましたが…とても深いメッセージを含んだ…今になって味わい深い歌詞であることが分かります。

実は私は 音域が―テノールとかソプラノとかバリトンとか、専門用語は解らないのですが―女性に近い音域で歌を唄えます。

この歌もレパートリーの一つ。

自身を振った男の記憶をグラスに注ぎ込んで飲み干す…女性の切ない意地のようなものを感じます。

“ふられたんじゃないわ あたしが降りただけよ…”

「わたし」ではなくて「あたし」と歌い上げるところに、作詞作曲を自身で行われた堀江さんの卓越したセンスを感じ取れます。

最近、カラオケ行ってないな…

パートナーとなりうる甥が バイトでハッスルしている。

「叔父ちゃん、今度 カラオケ行くときは俺が奢るよ!」
成長した甥が頼もしくもあり、自分の手を離れてしまった現実が悲しくもある…

“水割りを下さい…愛した数だけ/涙の数だけ…”

今夜はちょっと、アンニュイです。

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story

午前中の「リターンエース」記事でイラッとしていたのですが、本日は全く事態が進捗しません。
長い人生…一週間の内の一日くらい、こんなことはある。

理屈で解っていても
情念がそれを許さない…

恋はしていません…こんなときに恋愛など…

でもなぜか、思い出した歌があります。昨晩から脳内をリフレインしています。お掃除がてら聞きなおしたCDがまずかったかな。

恋焦がれる少女の視点で…想い人の腕に抱かれたいというちょっぴりアンニュイな印象の曲。

「ひびきの高校連絡帳」のポリシーとして、「動画の貼り付け」及び「歌曲の歌詞の転記」はご法度、と自らを諌めています。

でも…体内でメラメラ燃えている情念が…ちょっとコントロールできない。

きわめて異例ですが…折衷案として、歌詞掲載サイトの画像添付にて 紹介します。
「story(歌:国府田マリ子)」
アニメ(&コミック&ラノベ)「ママレードボーイ」の挿入歌。
主人公の少女が同居人のボーイフレンドに恋焦がれるときの心情を歌い上げた曲、です。

(お恥ずかしい。八重はこの曲を聴いて/思い出して…涙しています)

Story

(↑画像をクリックすると、拡大表示されます)

ママレードボーイ…結末は主人公の男女、結ばれてましたよね?「両親ズ」に関係がばれてはいたけど。

再見してみたい…素敵なアニメでしたよ。

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