ボトムズ40周年展に行ってきました
9月16日(土)、ボトムズ40周年展に行きました。
ボトヲタの私ではありましたが、母の介護や自身の体調(通院を含む)などがあり、初期の訪問が出来ずに 悶々とした日々を過ごして、ようやくの渋谷訪問。
この種のイベントの際につきあってくれる高校時代の友人とハチ公前で待ち合せ。
インドの方々の不思議なパフォーマンスを背後に感じながら、いざ 会場の西武渋谷展モヴィーダ館へ。
会場入り口で女性スタッフが何やら館内での注意事項を話していました。
要約すると
「携帯、スマホでの写真撮影はOKですが、ブルーの帯のパーテーションよりも奥に(展示物に迫る、の意味でしょうね)乗り出さないで下さい」
と。
会場に歩みを進めると、多くの模型が飾られていて、それはもう圧巻でした。
他にも担当者の色紙なども飾られていて、40周年を祝っている、というのは分かりましたが。いかんせんメカの模型とジオラマが多すぎ。
「喰う者と喰われる者、そのおこぼれを喰らう者」
ではありませんが
「模型にされる者と模型を作る者、その模型を眺める者」
といった雰囲気で充満していて 皆が狂ったようにスマホカメラのシャッターを切っていました。
「一体この展示会に来て、何を吸収して帰ればいいのだろうか」
と、苛立ちすら感じました。
今から32年前、1991年頃に 吉祥寺のガレキメーカー(ガレキショップ?)に足を運び、ボトムズフェアを見ましたが、規模の大きさこそ違え、コンセプトは殆ど同じ。
3Dの展示、平物(「ひらもの」。色紙やポスター、チラシなど)の展示と 大河原邦男先生や塩山紀生先生のイラストが飾られているだけの空間。
感嘆するでなし、同好の士と語り合うでなし。
ひたすら模型を写真に撮る入場者(まるでグラビアアイドルの撮影会のよう)。
「ブルーのパーテーションから身を乗り出すな」としつこく繰り返す会場スタッフ。
物販コーナーで我先にと目当てのものに飛びつくユーザー。
32年前のイベントと殆ど変わらない。
「空白の32年、それは俺に何も与えてくれなかったようだ。俺は再び目覚めた。模型の洪水の中に。ニッパーと紙やすり、そして塗料の匂いが、俺の神経をゆっくりと、しかし、確実に覚醒させようとしていた」
もう少し、なんとかして欲しかったですね。
後日加筆しますよ。
疲れているのでこの辺で。
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