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映画「ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over The Rainbow」

「ラブライブ」に興味を抱いたきっかけは、ネット内の知人が私のSNSに“南ことり”の画像を添付してきたことがきっかけ。

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ビジュアルはキュートでしたので、当該女性キャラクターがその作品の登場人物なのかを調べ、μ'sの活躍をテレビで追うことに。

いろいろなサイトで語られているように 個性的&キュートな少女達9人が学校を救うためにスクールアイドルとして活躍をする。
そして3年生の卒業を機にμ'sは解散を決定…で大団円…になるものだと思っていたのですが(笑) 商業主義の制作陣の意向があったのでしょうか、映画公開というお祭りに逃げてしまった。

それでも私は劇場版を鑑賞するつもりでしたが時期を同じくして(2015年6月14日)大けがをして手術に臨まねばならず、映画鑑賞どころではありませんでした。

後日NHKで放送された「ラブライブ!The School Idol Movie」を目にして笑ってしまいました。

センターの“高坂穂乃果(一応主人公でしょうね)”のニューヨークにおける不注意・無思慮・お粗末な言動と、それを叱責する“園田海未”の対比… 第一期・第二期を通じて描写されたこの姿が巨大スクリーンでも繰り返されたのかと思うと それ以上視聴する気力が萎えてテレビのスイッチをOFFにしました(一応録画はしてありますのでいつでも見れるはずですけれどもね)。

綺麗に終わることの出来なかったμ'sの物語に忸怩たる思いを抱きつつ、それでも懲りずに後続のAqoursの活躍を見守ることになりました。

しっかり視聴したい、と感じたのは第1期の第4話に触れたからでしょうか。
スクールアイドルを「やってみたい」という願望を抱いていた“黒澤ルビイ”を後押しして、自らは“隊列を離れ”、図書委員(?)の業務に埋没しようとする“国木田花丸”。この二人のいじらしさに心打たれたというのが偽らざる気持ちです。

でも…そのあとが…なかなか“弾けてくれない”。

もちろん人間の努力はすべて報われるわけではないのだから、スクールアイドルの活躍が学校の統廃合の阻止に一役買えなかったという描写もありだったのでしょう。
けれども全体を通じて尻切れトンボになっているような感じは拭えなかった。
「ああ、また劇場版にワープするつもりだな」というのは第二期中盤から「なんとなく」分かっていました(μ'sとのバランスもあるでしょうからね)。

もう面倒くさいので 劇場版を観るのは如何なものかと思ってギリギリまで逡巡していましたが、勤務や家族の介護でストレスがたまってしまったため気晴らしに近隣の劇場に…

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劇場に足を運び、もちろん期待しながら(パンフ&グッズも買ったし)開始を待ちました。

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感想としては「こんなものでしょうね」というところ。

過剰に批判はしないですけれども傑作ではない。

テレビシリーズ第二期で母校が統廃合されるとの結論にいたり、心ならずも「別の学校」に通学することになった主要メンバー。
ところが受け入れ先が拒絶反応を示した(意訳)との理由で廃墟のような…ではなく廃墟に押し込めて「様子見」をされるとのこと(笑)
いきなり虐待・苛めですか…

「浦の星女学院」側が「どうそ入れてください」と拝み倒したわけでもないでしょうに。
それを受け入れ側(の、保護者)の一部が懐疑的になっているからといって 崩壊しかねないおんぼろ校舎に押し込めてどうするのでしょう。

そういう「不遇を託つ、可哀相な主人公達」という描写をして、視聴者の同情を買うつもりだったのでしょうか。

そして「受け入れ先」での部活紹介でミスをしたといって落ち込んでいる(ミスをした瞬間は映像として描かれていない)。

名うての「ラブライブ!優勝チーム」が部活紹介程度でミスをするのでしょうか?
ええ、自分たちに好意的でない人たちが視線を向ける中で 本来のパフォーマンスを披露できない可能性は低くないのかも知れません。
けれども与えられた時間がわずかであったとしても、パフォーマンスをやり直すことすら受容されなかったのでしょうか?

どれだけ意地悪な「受け入れ先」なのでしょう。

浦の星のプロパーは暴動を起こしてでもAqoursのための時間を拡張するべきだったのではないでしょうか?

とってつけたように現れた“渡辺曜”のいとこの存在が前面に出過ぎていました。
受け入れ先の学校の生徒で主要メンバーのいとこで 映画の舞台の一つであるイタリアに明るい(笑)
こんなに都合のいいキャラクターを急造して 却って主要メンバーの喋るチャンスを奪ってしまった。
突如現れた“小原鞠莉”の母親の依頼でイタリアにワープ。出入国の手続きはまともに済ませているのでしょうか?
イタリアで蓄電した3年生を捜す?

失礼ですが3年生蓄電の理由が鞠莉の人事消息、もう一歩踏み込めば「不本意な就職」「親の決めた婚姻」あたりであろうことは 1980年からヲタクを続けている私には容易に察しがつきました。

そして「昨日の敵は今日の友」と言わんばかりに現れるSaint Snow姉妹。
彼女たちを招聘する理由というのも薄味で、結局の所新しい歌曲をプロモーションするのが主目的だったのでは、と勘ぐってしまう所もありました。

ちょっと厳しい評価で書き進めてきておりますが 駄作との結論に着地させたくない自分がいます。

テレビシリーズからAqoursの活躍をそこそこ見守り、μ'sにない魅力を探してきた人間であれば、純粋に歌曲を楽しめますし、Saint Snowの新曲もワイルドな色気があって好かったです。

ただ…尺に対してフォーカスすべきメンバーが多すぎですよね。

これは以前に鑑賞した「ご注文はうさぎですか?? ~Dear My Sister~ 」(←「ひびきの高校連絡帳では報告・紹介していません)」にも言えたことですが 視聴者側の推しキャラが分散するにもかかわらず 尺が短すぎて各々のキャラクターを深く描写しきれない。

映画ではなく1~2時間&数週間連続のテレビスペシャルとしてアプローチした方が キャラクター一人一人を描くことが出来たのでは、とも思っています。

アニメ作品としてはこれで中締めなのでしょうね。

かつて私が応援していたガールズバンド「ZONE」の例もあります。
女性の加齢やステイタス、心境の変化によって、ユニットが解散されてしまうというのは不可避なのでしょう。

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これからは商材での展開に頼らざるを得ないのでしょうけれども テレビアニメでの印象を崩さないようにして欲しいな、とは思っています。

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