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虎の記憶(その1)

心身ともに疲れています。
昨年6月以降「次の朝日を拝めるのか」という恐怖や重々しい宿命を感じる瞬間が増えてきました。
一度でも「死の病」を疑われると こうなってしまうのか…単にそれが私の資質なのかは分かりかねますが…
別に心療内科のお世話になるような状況ではないので一応普通に生きているつもりではあります。

とは申せ「なにか書かなくては」と思いつつ、なかなか重たい心身を鼓舞するのも大変。
折角なので良くも悪くも注目しているアニメーション作品「タイガーマスクW」への寄稿を始めたことを端緒にして、旧作…否、本家「タイガーマスク」に絡んだ実体験を少しずつ紡いでいきましょうか…

私は昭和55(1980)年2月頃にアニメージュと云うアニメ情報誌を手にして 初めて「アニメーション」「アニメ」という言葉を意識しました。
私の世代のアニメの入り口と云うと「宇宙戦艦ヤマト」や「機動戦士ガンダム」というのがノーマルかと思いますが、私にとっての入り口になってくれたのは「タイガーマスク」でした。

賢明な諸氏であればお気づきでしょう。

「タイガーマスクの放送時期は昭和55年ではないだろう!?」

ところが、私が初めて手にした「アニメージュ」には、小松原一男氏の特集が組まれていて、氏が作画監督を担当していた「タイガーマスク」の最終回にかなりのページが割かれていたのです。
私はなけなしの小遣いをはたいて購入しました。それが「アニメ」「アニメーション」との出会いにつながったわけです。

さてさて、本家「タイガーマスク」の放送時期は種々の資料をひも解くと昭和44(1969)年10月2日~昭和46(1971)年9月30日。放送開始当時、私は1歳。そして放送終了時は3歳だったことになります。

リアルタイム…幼稚園に入園する前は、自営をしていた父の運転する車に同乗して「仕事」につき合っていました。子連れ狼のようなものですね。毎日ではありませんでしたが、少なくない頻度、父の車の助手席に座って仕事につきあっていました。
そして帰宅し、縁側から居間に「あがる」とテレビ画面ではタイガーマスクが戦っているシーンに出くわした、という実体験が何度かありました。

勿論、巷間言われているような「孤児院の子どもたちとの交流を介しつつ、命を狙ってくる虎の穴のレスラーたちの戦いに挑む、悲しくも心打つ物語」だとの理解は全くありませんでしたしプロレスと云う競技?興行?についても理解できるわけがないような年頃でした。

とにかく鮮明な記憶の第一は 父との「仕事」から帰宅すると「タイガーマスク」を放送していたこと
初めて購入してもらったレコードは「タイガーマスク」の主題歌であったこと
3歳の誕生日を迎えた直後、手術を受けざるを得ないような「変調」の為入院していた病室に、父が中嶋製作所の「タイガーマスク」ソフトビニル人形を(買って)届けてくれたこと
…こんな感じです。

しかしながら このような幼少期の体験が影響しているのでしょう、私は生涯を通じて(49歳の現在に至るまで)「好きな動物」の筆頭に「虎」をあげています。

幼少期の記憶の中で覚えていたのが 主題歌の間奏部分に現れる「ミスターX」の青紫色の顏、そして劇中に「タイガーマスクの偽物」が登場した、ということ(中学生になって判明したのは 乳幼児期に覚えた“タイガーマスクの偽物”の正体は虎の穴の支配者の一人、ビッグタイガーだったということ)です。

実はその後「強烈にタイガーマスクが好き」という意識は薄らいでいたものの、折に触れ動物としての「虎」、アニメ作品としての「タイガーマスク」に対する思いや記憶は断続的に私の心に見え隠れしていたわけです。

そしてタイガーへの関心を強く再燃させる出来事が起きたのは 昭和55(1980)年1月のことでした。

当時私は卒業を控えた小学校6年生。
同級生のU君が新聞の切り抜きを持ってきました。
「タイガーマスク ドラマ編」なる音楽ソフト(LPレコード&カセットテープ)が発売されるという広告でした。
すこぶる購買意欲をそそられたのですが 当時のお小遣い(1,000円/月)では到底手の出る代物ではありませんでした。

結果、リリースの日から約1か月半の時間…根気強く母を拝み倒して「カセット」を買ってもらいました。
タイガーマスクの主人公、伊達直人を演じていたのが「宇宙戦艦ヤマト」の古代進、「ザ☆ウルトラマン」のヒカリ超一郎を演じていた富山敬さんだと知ったのも、そのときでした。
カセットは拙宅に現存していますが、まともに再生できるのかは未知数です。
そのかわり最終回を収録してあるDVD-BOXを成人以降に購入しているため さほど不自由は感じていません。

何度も何度も聞き返し、伊達直人と虎の穴の闘いが単なる「正義のヒーローと悪の組織の戦い」とは一線を画す性格のものだとおぼろげにわかるようになってきました。

今回の資料画像の一つ目は…
Photo Photo_2

カセット「タイガーマスクドラマ篇」のジャケット(?)です。
中の解説書もケースの容量の関係で少なめですが、何度も何度も テープが(おそらく)伸びるまで聞いていたと思います。

実は今でも 最終回のストーリーはレコード同様に脳内再生&口述できます。

そんなタイガーに対する興味は猛烈に強くなってしまい ほどなくして私はあるものを探し求めることになるのでした。その件については次回以降、言及します。

資料画像の二つ目…

1bi

タイガーマスクとBI砲(ジャイアント馬場選手、アントニオ猪木選手)のスリーショットフィギュアです。
これは「古い(お宝)アイテム」という程ではないのかもしれませんが、それでも入手してから十数年を経ています。アニメ・特撮系のお宝グッズに対しては批判的な私の母ですが、これと

20p1020418

プリキュアフィギュアについてはなぜか賞賛の声をあげています(^_^;)

今回はこの辺で…

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