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“ウルトラマンZOFFY”を凌駕するお粗末な映画 “映画 プリキュアオールスターズ 春のカーニバル”

これまでブログでの紹介という意味では「歯抜け」になっていた時期もあるかと思いますが、毎年春・秋に公開されるプリキュアシリーズの劇場版作品については、2010年の「ハートキャッチ~」以降欠かさず鑑賞してきました。

本日公開の映画につきましても、最寄りの劇場で初回を観賞。

結論から先に申し上げますと、映画の体をなしていませんでした。
掲題の通り、1984年の春に公開された「ウルトラマンZOFFY」を髣髴させるほど、否、それを下回るお粗末な出来になっていました。

まるで「おかあさんといっしょ ファミリーコンサート」のようなアトラクションと「ミュージックステーション」のような(ひな壇形式の)歌番組を混ぜ合わせたような出来。

冒頭でウタエン&オドレンという、せこい泥棒二人が歌とダンスの(どこが(笑))国・ハルモニア乗っ取りに成功してしまい、一足先にハルモニアからの招待を受けていた歴代プリキュアをも故意に受け入れたうえで返り討ちにしてしまおうという展開でスタート。

本来であれば人間態プリキュアが所有しているはずの変身アイテムをなぜか妖精諸氏が持っていて(笑)盗賊の奸計に嵌ってアイテムは奪われ、変身不能に。
ところが新人プリキュア三名が歌を唄ったらアイテムを封印しているはずの宝箱はあっさり解放され(以下自粛)…

話が前後しますが冒頭…というよりも上映時間の殆どが「ひな壇に人間態プリキュアが座って、順番に“(変身シーンなしなのに変身後の姿になって)歌とダンスを披露”の繰り返し」。 出番が終わると妖精に謝辞を述べてラブラブムードでしたが、ストーリーとしては従来の作品よりもかなり希薄な印象でした。

「スーパー屋上のキャラクターショー」か「児童雑誌の付録DVD」の様な緊張感のなさに集中力を維持するのが大変でした(と、いうか一瞬転寝をしていました)。

従来のプリキュア映画のウリの一つはEDでのCG全開のダンスアニメであったはず。ところがED冒頭で「おっ!来たな!」と思っていたら、見知らぬ“年頃のお嬢さん”たちがスクリーンからこちらを睨んでくる(笑)

「なんだ、こいつら」と怪訝に思っていたところ「モーニング娘。15」なるアイドル集団であることが後に判明。昔「努力未来ビューティフルスター」と喚いていたお嬢さんたちのの眼光にもドンビキしたことがありますが、モーニング娘。というのはテレビ越し、ブラウン管越し、スクリーン越しの観衆を睨むように躾けられているのでしょうか?とても不快でした。
次いでどこの誰なのかわからない就学前女子児童によるダンス映像。そんなものを喜ぶ人間がどれだけいるというのでしょうか。そも、撮影に参加している女児の親御さんでさえ、個人情報云々と気になりだして映像ソフトになるときに「うちの娘を映しこむな」とか云いそうではないですか?よくもまあ、これだけチープな構成をしたよな、とある意味感心してしまいました。

昨年の剛力彩芽さん起用の話題に触れた時も気になったのですが、今回EDに「モー娘。」を起用する必要が何処にあったのか(制作していたのは「つんく♂氏の病気」云々は関係ない時期ですよね?)、彼女たちを起用せずに喋るプリキュアを一人でも増やせなかったのかって思っています。

また 作画クォリティもベストとは言えない…というか、絵本の挿絵レベル。

ドキドキ勢は「マナ結婚!?…」のときを除いて(つまりAS・NS系のときは悉く)作画が安定していない。目がきつかったり、口が微妙に大きかったり…


かなりの辛口評価としましたが、2010年のハートキャッチから欠かさず映画を(劇場で)観ている身としては、まったく物足りなかったです。

秋の映画作品で新人プリキュアたちの忸怩たる思い、そして我々のフラストレーションが霧消することを切に期待します。

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