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【ボトムズ・オデッセイ(復刊)】~ボトムズ郷愁(その7)~

久しぶりの「ボトムズ郷愁」となりました。

過日拙宅に小包が届きました。中身はかつてみのり書房(倒産)が発行した伝説のムック「ボトムズ・オデッセイ」。

Botomuzuodessei

実は押入れの奥深く、間違いなく「当時の物」は眠っています。しかしながら、それを発掘するには時間も労力もないので「手元で見ることができるもの」として購入しました。

1985年の刊行でしたか…そういえば「ザ・ラストレッドショルダー」の発表と前後していたな、という記憶がよみがえってきました。
当時のトレンドとして、高橋良輔監督作品である「装甲騎兵ボトムズ」は、アニメ雑誌御三家(アニメージュ、ジ・アニメ、アニメディア)での採り上げられ方が希薄だったと記憶しています。否、ジ・アニメは比較的採り上げてくれていましたが、番組終了後の扱いとしてはガンダムの後塵を拝していた…というよりも即座に忘却の彼方に押しやられそうになっていたことを思い出します。

現在の私自身が「生き証人」となっていますが、当時、「生涯付き合えるアニメ」と思い込んで追いかけ続けていた私にとって、紙媒体の不足は大変なフラストレーションでした。

ビデオデッキがなく、放送内容をオーディオテープに吹き込んだものを何度も聞きかえす。
ボトムズであってボトムズでない「青の騎士・ベルゼルガ物語(文庫版)」を、手垢で真っ黒になるまで読み返す。
そういった渇望感を癒すように発行された本書は、当時の水準ではバイブルそのものでした。

頁をめくると、その後のデザインよりもややふくよかな印象のあるヨラン・ペールゼンのイラストが掲載されていたり、ミリタリー的な考証、キャラクター設定、「ザ・ラスト~」の誌上際限(抄)などが掲載されており、受験生だった私を常時誘惑し続ける良書(?)となりました。

まだまだ読み返している段階ですが、こうして30年前の出版物に脚光が浴びせられ、世間の耳目に触れることに至上の喜びを感じます。

まだまだ続いてほしい装甲騎兵ボトムズ。せめてもの望みは「クエントのテクノロジーで瞬間移動はやめてほしい」といったところでしょうか…

キリコ・キュービィ。まだまだ彼の「地獄」に付き合わせていただきます。

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