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柳ジョージさんのご逝去につきまして

平成23年10月10日、ミュージシャンの柳ジョージさんが亡くなりました。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

時代的に「アーティスト」ではなく「ミュージシャン」という表現の方がしっくり来る感じですね。私の好む音楽のジャンルと少々乖離があった…というよりも純粋に興味が湧かず、積極的に氏の作品を耳にする機会はあまりありませんでした。

氏の作品で注目したのは「装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ」のOP「鉄のララバイ」、EDの「バイバイブラザー」でした。と、申しますか、他の作品は存じません(「ああ、この曲も柳さんの作品なんだ!」と聞けば&指摘されれば判る曲があるかもしれませんが)。

ペールゼン・ファイルズは、数ある「キリコ・キュービィを主人公とする」ボトムズ作品の中で、好感度が低い作品です。
作画面での違和感(粗雑ではありませんでしたが)、戦争・戦闘の陰で暗躍する、招かれざる主役、ヨラン・ペールゼンとフェドク・ウォッカムの駆け引き… 一部の嗜好家のハートを捉えたゲレンボラッシュ・ドロカ・ザキの存在など、なんと言いますか、色気のある渋さではなく、単なる苦さを作品から感じていました。

ペールゼン・ファイルズのDVDは全巻持っていますが、やはり「キリコが足掻いている世界」としては違和感が払拭できませんでした。
OPはなんとなく、怪談アニメの風合い。EDは「戦争アニメ」のワンシーンを切り取って表現しているという意味では名曲なのでしょうけれども「これで(キリコの息づく)ボトムズ世界を表現しきっている」といわれると、首肯しがたいところがあります。多くの方が誤認しがちな「ボトムズは戦争アニメ/ミリタリー色の強いアニメ」という点のみを強調すると、こういった曲調になるのでしょうね。

ともあれ氏の歌も1つのファクターとして、劇場版も発表されたのでしょうから、それはそれで氏の偉業をたたえたいと思います。

私がミュージシャンとしても興味がそれほど湧かない、またボトムズソングとしてもあまり評価しないにもかかわらず、氏のことに言及したのは ご逝去されてから16日も経過しているのに、ボトムズオフィシャルブログで何のコメントもなされないことに疑問を抱いたからです。多少なりともボトムズを世間の目に触れるための尽力をしてくださった方に言及しないのはどういうわけなのでしょうか?
おとなの事情があるのかもしれませんね。それが証拠に本日現在のWikipediaには「鉄のララバイ」「バイバイ・ブラザー」がディスコグラフィーとして記載されていません。

合掌

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