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ジェンダー・ハラスメント?

SNSやブログなど、ネット内のコミュニケーションツールを活用させていただくようになってから、そろそろ三年を経過するかと思います。
私の人生にも、受け入れがたい出来事があったり、嬉しい出来事や、新たな出会いがあったり。インターネットの恩恵に少なからずあずかっています。

SNSのページを開くと、勢いニュース記事に目が行きます。そして…数値的な統計を取ったわけではないのですが、男性を揶揄し、見下すことで場を盛り上げるような記事の多さが鼻につきます。これまでも所謂「二次元萌え」の男性を揶揄・嘲笑するような記事・コラムについては、躊躇うことなく白刃を抜かせていただきました。

しかし、ネット内の嘲笑はヲタク属性の男性だけをターゲットにしているわけではないと思われます。否、ネット内に限らず、なぜか男性を「弄られ役」にプロットすることで世間を「うまく回そうと」しているような違和感を感じて久しいのです。

私のブロガーの先輩は、二十歳過ぎのお嬢さんです。
こないだ「キラキラハーモニー」にご一緒していただいたのは二十歳前の娘さん。
SNS内での「おともだち」も圧倒的に女性の比率が多いです。

そういう人たちは勿論対象外ですけれども…
やはり世間の風潮(?)に対して釈然としないものが鬱積しており、先般瞥見し、著しく憤慨した話題について紹介させていただきます。

SNS内のニュース、コラムで取り上げられていたのは
「缶コーヒーを飲めば飲むほど眠くなる理由は砂糖にある」といった主旨の話題でした。
砂糖入りの(缶)コーヒーを摂取することで 自身を覚醒させることができるものの、血糖値の急激な変動で睡魔に襲われ乃至軽度の意識障害を起こすため、ビジネス・パーソンの業務効率が上がるようで上がらない、ということのようです。
科学的な検証もなされているようですし、私も生活の知恵のレベルで ~かつての同僚に重度の糖尿病患者がいたので~ そんなものだろうな、と思いました。

ただ、コラムの題名としては不完全な印象が否めません。私は缶コーヒーを毎日飲みます。それは「ブラック」「無糖」というテイストのもので、一応砂糖とは無縁です。にもかかわらず私は睡魔に襲われますし、睡魔に襲われた私を「無糖」「ブラック」とはいえ、(駄洒落ではないですが)目覚しく覚醒させることはできません。にもかかわらず、当該コラムの執筆者及び執筆者が引用した書物の著者は「缶コーヒー=砂糖の入っているもの」と断じ続け、無糖の缶コーヒー及びその愛好者が襲われる睡魔のメカニズムについては言及していませんでした。この点に於いて、引用されている著作の内容に対するクレディビリティが落ちているような気がしてなりません。

さて、ここまでお読み頂いて、「男性を揶揄している云々、とどう関係あるのか」と疑問を抱かれる向きもおありかと思います。
当該コラムで引用されている書籍の名前は「成功する人は缶コーヒーを飲まない『すべてがうまく回りだす』黄金の食習慣」。裏を返すと「缶コーヒーを飲む人は成功しない」とも解釈できます。邪推ではなく、純粋にそう読み取ることができます。ちょっぴり鼻についた私は、当該著者のほかの著作を調べました。そしてヒットしたのが「男は、なぜ缶コーヒーが好きなのか?―“違いのわかる女”の男と接する正しい方法」という本でした。本のタイトルが、購入を促すための「引き」の目的でセンセーショナルになるのはやむを得ませんが、ちょっとこれは言いすぎ…男性にしてみると「言われすぎ」なのではないかと思いました。また論旨がずれますが「違いのわかる女の…」というフレーズは、ネスカフェ、ゴールドブレンドのCMフレーズのパクリであろうことを指摘しておきます。
この二つの著書を並べて…高校数学の「必要条件・十分条件」的視座で解釈すると…
「缶コーヒーを飲む人は成功しない」
「缶コーヒーが好きなのはである(男性ではなく男と表現しているんですね)」
この二つに首肯すると、「男性は成功しない」…「成功しない人はみな男性だ」との結論が導き出せます。二つの書籍の筆者は…お名前は伏せておきます。先般のAKB48総選挙でネ申7からもれた、いえ、もう少し仔細に言うと№8になった 八重歯の可愛らしいお嬢さんのような名前の心療内科医です。
社会に強い影響力を持つであろう医師が 男性に対する偏見なのか、過去に男性にひどい目に遭わされたがゆえの意趣返しなのかは分かりませんが、少なくともアンフェアな視座で情報を発信していることに釈然とできませんでした。

最近では規制が厳しくなって公共の場での男女差別に敏感になっているようですが、かつてはテレビの情報番組でも、「女性」のことは「じょせい」と呼ぶのに「男性」のことを「おとこ」と呼ぶ風潮がありました。ひどいときには殺人事件の被害者が「おとこ」。加害者が「じょせい」。

「女のくせに」と口にした男性を批判する風潮はあっても「男のくせに」と口にする女性を批判する風潮は定着していない。

痴漢被害撲滅を主たる目的のひとつとして開設された鉄道の「女性専用車両」の中では、女性たちが我が物顔で化粧をする一方、痴漢冤罪を懸念する男性のための「男性専用車両」は開設しない。

家計で財布の紐を握っているのは往々として妻・奥様であり、世間のしがらみに疲弊しながら懐の中身に一喜一憂しているのは夫・ご亭主であるにもかかわらず、飲食店には「レディース・セット」の幟がはためき、映画館や水族館、その他レジャー設備には「レディースデー」の料金表が鎮座する。

デートの際の食事の選択については「どこでもいいよ」と責任逃れをするくせに、いざ男性が提案すれば「えぇぇぇ?」と拒絶反応を示す。

ブランド物のバッグを買い漁る等のミーハーな行為をするくせに、男性の自慢話を嫌悪する。

虚勢をはってでも女性の歓心を得たいと見栄をはる男性を軽蔑するくせに、寄せてあげるブラ等の下着類で自身の体型をカムフラージュする。

この国の性差意識は甚だいびつだな、と思っています。

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コメント

Σ(゚д゚;)sign03おはようございます
男だてらってゆわないですよ

投稿: 名無しさん | 2011年8月31日 (水) 05時49分

「名無しさん」さん

キュアメロディは別として「女がすたる」とはゆわないですね。

投稿: 八重花桜梨 | 2011年8月31日 (水) 07時32分

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