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「素晴らしかった劇場版アニメ」ランキング…

こういう記事がありました。

1位「サマーウォーズ」
2位「涼宮ハルヒの消失」
3位「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」
4位「ルパン三世 カリオストロの城」
4位「天空の城ラピュタ」
6位「時をかける少女」
7位「空の境界」
8位「風の谷のナウシカ」
9位「千と千尋の神隠し」
9位「魔女の宅急便」


部分的にコピペさせていただきました。

Photo

えと…母集団は1685票だそうです。多いか少ないかは主観的なものだと思いますが、特に色眼鏡で見られがちなジャンルゆえにもう少し母集団を増やし、年齢、性別で細分化する等のモニタリングを期待したかったですね。

まずは突っ込ませていただきます。
【素晴らしかった】
とても曖昧ですよね。へビィユーザーにとってはメカニカルデザイン、キャラクターデザイン、美術、脚本、音楽、キャスティングなどが個別の評価基準であり、さらに鑑賞者個人に付帯する鑑賞当時のシチュエーションなどが加味されるものではないでしょうか?
【劇場版】
ピックアップされている作品に「劇場【版】」がどれくらいありますか?劇場版というからには「原作小説乃至漫画」「舞台作品」「テレビアニメ」「OVA」など…別媒体で従前開示されたもの、と見るべきです。
さすればジブリ作品はすべて排除されます(「カリ城」はジブリ作品ではなく宮崎作品ですから)。

母集団形成の甘さ、対象となる作品群の定義づけの曖昧さなど、クレディビリティに欠ける調査結果ですね。

で、私が「素晴らしい」と思え「なかった」アニメの特徴を例示します。
作品の送り手が特定のアニメ雑誌で公開前に薀蓄を洪水のように開示し、鑑賞する人間が背筋を伸ばし、姿勢を正して鑑賞するのが当たり前、そう鑑賞すべきだ、との風潮を作っているようなアニメ。
人間の生理現象を無視して2時間半を超過する上映時間の作品を、しかも大人の都合で一日に二篇視聴することを強いる作品(誰の、なんという作品なのか、私と同世代のアニメフリークであれば想像できる…かもしれません)。

劇場版アニメとしてどうしても「装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ 劇場版」に触れざるを得ませんが、私はこれを評価していません(並み居るボトムズ作品群の中で、字面どおり「最低」と評価します)。理由は偏に一見さんにまったく理解を促せないこと。DVD全巻を視聴して劇場に足を運んだ私にも理解しづらかったのですから。
当該アニメの功績としては、予告編が他の映画に先立って上映され、一般の方にボトムズの名が意識されたこと…そしてこれを機にイベントがいくつか開催されたことかな、などと思っています。私のブログのテンプレートも劇場版のお陰ではありますね…

さて、私がプッシュする劇場版アニメをざくっと紹介しますね。
基準は「時間が長すぎない(集中力が維持できる、トイレに立たずに済む)」「事前に鬱陶しい薀蓄が吹聴されていない」「理屈ではなく、自然体で血沸き肉踊り、涙できる」です。


「六神合体ゴッドマーズ」(テレビシリーズの“劇場版”)
昭和57年の暮れ、昭和58年のお正月映画として公開されました。機動戦士ガンダムに代表されるリアルロボット全盛期でありながら「お正月はこれ一本」のコピーとともに劇場公開。へビィユーザーはマーグ信仰の(今で言う)ショタコン、腐女子でしたが、私もガイヤー、ロゼがスクリーン一杯に活躍する姿に心躍らせたものです。

「クラッシャージョウ」(小説の“劇場版”)
予備知識が殆どないにもかかわらず、血沸き胸躍るスペースオペラを画面いっぱいに繰り広げてくれた作品。
主人公のジョウよりも敵のマーフィー・パイレーツの面々やジョウの部下、クラッシャータロスに好感が持てました。「時間がありやせん。“奥の手”を使いますぜ!」「(マーフィー・パイレーツの幹部、モンスター・ロキの面相を見て)俺よりひでぇ顔をしていやがる」など、小粋な台詞で「頼れるブサイク」というステータスを確立してくれたタロス。後のグレゴルーに繋がっているのかもしれないですね。
予断ですが、「ジョウ」に参加した声優さんは後に「装甲騎兵ボトムズ」に多数参戦しています。

「映画 ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショー…ですか!?」(テレビシリーズの“劇場版”)
私にとっては掛け値なしに一見で劇場に入って鑑賞した映画。4人のプリキュアの魅力が余すところなく描かれた秀作だと思います。これで主にキュアムーンライトに壊れてしまいましたが、4人のプリキュア、それぞれに可愛らしく、心がぽかぽかしました。

私が少年時代、アニメファンでない人たちのいう「アニメ」とは「鉄腕アトム(第一作目)」「スーパージェッター」「サイボーグ009(といっても一作目)」「サザエさん」などを指していました。
昨今、一般の人が意識する「アニメ」というのは「ジブリ」なのだということが集計結果からよくわかりました。
特定の出版社と癒着し、キャラクター人気投票で数年間に亙って「ナ○シカ」が女性キャラ№1になるなどの情報操作がなされた(ように少年時代は感じた)ものに端を発する作品群については食指が動きませんし、持ち上げるべき瞼もありません。

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