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地震のとき、一番の情報源はどこ?

今回のお題は掲題のとおりです。

選択肢がいくつかありましたがテレビをチョイスして書いています。

あの忌まわしい、「東北地方太平洋沖地震」が発生する直前、私はNHKの国会中継を視聴しておりました。
内閣総理大臣・菅直人が野党からの質問を受け「次に挙げる番号で答えてください」と要求されたにもかかわらず、的を得ない言葉の洪水をぶつくさもぐもぐ並べ立てるばかり…「番号」でなく、「的を得ない発言」で煙にまこうとしていたのでしょうね。 並行してパソコン画面に向かって作業をしていた背後で 金属的なチャイムがなりました。

「緊急地震速報」… あまりに突拍子もないアナウンスがビジュアルと音声で流れ、あっけにとられていた次の瞬間に“それ”が来ました。
荷物をまとめる余裕などまったくありませんでした。私は立体物・模型の収集を卒業していますが、少年時代に作った“想い出の品”を努めて整理し、飾りケースに納めている関係もあり、自室に飛び込みました。

昭和62年の地震(震度4)でケース内の模型がシェイクされた経験から、地震の際には当該ケースを身体を張って支えることが習慣になっていました。

幾度となく断続的にレポしてきましたが当時の様子は次のとおりです。

飾りケースのガラス(引き戸)が勝手にスライドし、中に直立していた「超合金魂“超電磁ロボ コン・バトラーV”」が前のめりに倒れこみ、危うく落下しそうになった。
高校1年の夏に完成させた「SAK(スケールアニメキット) 1/24スケール“スコープドッグ”」が前倒しになって、右すねの装甲板がはがれた。
高校1年の冬、姉の二度目のボーナスのおすそ分けで買わせてもらった「デュアルモデル 1/24スケール“スコープドッグ レッドショルダーカスタム”」が前倒しになった。
平成10年頃に入手した「オオツカ企画製 ノンスケールフィギュア“キリコ・キュービィ”」が飾り棚の上段から下段に落下した。

そうこうしている間に背後でも不快な音が響きました。
机上に積み上げてあった書類は畳の上にぶちまけられ、書類ケースも縦横無尽にスライドを繰り返し、カッターナイフは畳に突き刺さり、横積みだったMDディスクは飛散…

翻って体重をかけていた飾り棚からは振り落とされるような錯覚…左腕を伸ばして本棚を支え、頭を押し付けて隙間家具のケースを支えました。
それぞれの家具の上にも書類やDVDボックスなどが積み上げてあったため、揺れにつられて落下しかけるものもありました。

無防備な背中に硬い重量物が落ちてこなかったことを、今となっては不幸中の幸いと思うしかありません。

「ガレキが瓦礫に」というトピックで 私のコレクションの惨状をレポしましたが、あれは震災当日に発見できたものではありません。家の応急処置を(といってもガスや水道といったライフラインの元栓の復帰くらいですが)終えて、ひと心地ついて「後方に保管していた“コレクション”」の扉を開けた結果があの体たらくだった次第。

こうして書いていると「ヲタクグッズを壊されて切歯扼腕しているだけ」ととられてしまうかもしれません。ただ、私にとっては「私が守ろうとしている意思で行動しているにもかかわらず、その意思を凌駕するような猛威を以って“それら”を粉砕するほどの力を持った地震だったのだ」と思い知らされる、視覚に訴えられる、象徴的な出来事だったのだとご理解ください。
一人では運搬できないほどの重さのテレビが、テレビ台から15センチ近くずれており、母の嫁入り道具だった桐の箪笥も数センチメートル「ねじれて」いました。

あれから二週間ですね。震災発生後の一週間は毎晩ラジオをつけっぱなし。パジャマに着替えることなく就寝しました。夜中に枕元の携帯電話を介してけたたましく鳴り響く「緊急地震速報」余震という言葉のイメージを覆すほどの大きな揺れに安眠を妨げられ、パソコンに向かっている今も「地震酔い」の症状で、パソコンチェアが揺らめいているように感じています。

ラジオも貴重な情報源でしたが、「あの瞬間」私に地震情報を知らせたのはテレビでしたので、今回のお題は(改めまして)テレビ、と回答させていただきました。

 

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