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去りゆく虎 ~タイガーマスク ドラマ編~

1月25日になると、毎年思い出していることがあります。時節柄タイムリーなので表舞台に出すことにします。

昭和55年1月25日…の数日前、小学校のクラスメイト、U君が新聞の切抜きを持ってきてくれました。
標準的な付箋(ポストイット)の大きさにも満たないそれに記されていたのは「タイガーマスク ドラマ編 1月25日発売」の文字とアニメのタイガーの頭のイラスト(セルワークの切り出し)。
収録内容は第104話「血戦!!虎の穴」と第105話(最終回)「去りゆく虎」のドラマ(番組音声)。

運動の得意なU君とはなぜか趣味が合い、「キャプテン フューチャー」や「スターウルフ」、そして「タイガーマスク」の話題でよく盛り上がっていました。ありがたく感謝し、大切に切抜きを握り締めて当日レコード店 ~いまでこそなくなってしまいましたが、いつぞや「店内飲酒」を咎められたショッピングセンターの3階にあったIミュージック~ へ足を運びました。

ありました。LPレコードのコーナーと、カセットテープのコーナーにひとつずつ(背後の在庫は知りませんけど)。小学校6年生…まもなく中学生になろうという男子の癖に、週に幾度か母親と「おつかい」に出歩いていた私は、逸る気持ちを抑えて母を当該店に招きました。

指差す先にあった猛虎の姿をみて…

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激怒!

「なんだ!レコード店になんていうから、お前がいっぱしの音楽に興味を持ったのかと楽しみにしていたのに!」「生か死か(レコードの帯には、そう書かれていました)?中学生にあがるやつがタイガーマスクなんて!」

私の黄色い野望はもろくも粉砕されました…

その後、幾度か交渉したのですが、どうしても首肯してもらえませんでした。念のために申し上げますと、小遣いがなかったわけではありません。あくまでも「中学生に上がる子供(変な日本語ですね)が買う物じゃないだろ!」という論点で否定されていたので議論は平行線をたどるまま…

ところがある日…光明が見えました! レジに件のLPレコードを手に歩む男性…それは典型的なヲタクアニメフリークのお兄さんでした!

「お母さん、あんな大きなお兄さんだって買うんだよ!」と説得するも首肯せず…

遂に私は捨て身の攻撃に出ました。
「それじゃ、今度だけ!これかこれのどちらかにして!」
私がかませ犬(長州力)に選んだのは「あしたのジョー」のサントラでした。動機は明快。ジョーのほうが200円高かったのです。遂に根負けした母が、お値段2,000円のカセットを買う許可をくれました(くどいようですが、私の小遣いです)。

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嬉々として帰宅し、何度も何度も聴き返しました。タイガー・ザ・グレイトとの壮絶な死闘、悲しい結末…ウルトラセブンとはまた違った…悲しい形での「タイガーの正体は…」な展開…
それを僅かながら画像で目にできたのは、アニメージュ昭和55年3月号…その後16年をかけて「ロマンアルバム タイガーマスク」を捜し求め、入手したエピソードは既出のとおりです。

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何はともあれ音声だけとはいえ最終回を耳にできたよろこび…入手した日まで覚えていませんが、31年前の今日は「タイガーマスク ドラマ編」が発売された日ということで、一筆啓上させていただきました。

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