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故・羽田健太郎さんのサイン

初めて…勤務先推奨でないクレジットカードを手にしたのは平成4年のことでした。

ときどき私の昔話(立ち居振る舞いが誰かさんに似ている ~今日は自粛~ といった内容)をしますが、社会にでて3~5年、決して社交性に富んだ人間ではありませんでした。

飲み会に誘われても理由もなく中座してしまうときもあり、当時私の両親は甚く心配していました。
ある日母から差し出されたチラシは「NHK○○倶楽部 遊&知」の案内でした(○○は本当に思い出せません。遊&知で「ゆうえんち」と読みました)。
曰く、文化的な集まりがある…コンサートへの優先招待、NHK独特の文化コンテンツを享受できる…みたいなサービスだったはず。

自由にできるクレジットカードが手に入る、といった不純な動機もありましたが、言われるままに入会しました。
結論から言うと、クレジットカード会社が毎月の請求書とあわせて送ってくるようなチケットチラシ、そしてB5サイズ中綴じの機関紙が送られてくる というサービスでした。特別に人との交流を演出してくれるものではなかったのですが 社交性に欠けていた当時の私はむしろほっとしました。

とはいえ自室で機関紙をめくっていると それなりに興味を惹くものがあって…

最初にチケット手配をしたのは「羽田健太郎 ディナーショー(於:ホテル・メトロポリタン)」でした。ハネケンさんについて知ったのはアニメの「超時空要塞マクロス」から。心地よいアニメのサントラとは理解していましたが 自身のツボにそれなりにヒットし、純粋に音楽コンテンツとして愉しんでいました。
実際のハネケンさんはユーモアに富み、会場の意識を惹き付ける術に長けた方でした。
一人でディナーショーに参加した私は…その趣旨を理解せずにちょっぴり寂しい/肩身の狭い思いをしました。とはいえ会場で味わったお料理は十分に美味で、費用対効果という観点からも決して悪いものではありませんでした。

月日は流れ「遊&知」そのものがサービス終了となり、私も数枚のクレジットカードを使い分けるようになっていました。思い起こすと、このサービスで手配したものは一件を除いてすべてハネケンさん関係。

「ディナーショー」(於:ホテルメトロポリタン)
「ポップスコンサート」(CD)
「ディズニー音楽ピアノアレンジ」(CD)
「クラシックコンサート」(於:サントリーホール)

初めてクラシックコンサートを鑑賞しました。曲と曲の間が分からず、拍手しようとしたら演奏が続く…という「素人」にとっては少々苦痛を伴う(笑)イベントでしたし、実際に居眠りしました。
会場でピアノCDを購入した際に 特典としてもらったのがサイン色紙でした。
コンサート当日は雪が降っていて、コンサート中にもホールと近接しているテレビ朝日のスタジオ(当時ハネケンさんは「ニュースステーション」でピアノ演奏をするコーナーを担当していました)から降雪情報が逐次入っていました。やや退屈なコンサート、降雪という悪条件がありましたが、あの日買ったCDは今でも大切にしています。

惜しくも他界されたハネケンさん。故人の足跡は小さな円盤の中に凝縮されて、後世に受け継がれていくのでしょうね…

Photo

こちらが当日入手した色紙。あの…「音楽グルメの貴“女”のそばに」って…(゚m゚*) 私は男ですけど…

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コメント

お名前で、女性と間違われたのでしょうか。
それとも、参加者がほとんど女性だったのでしょうか。

お母様も、当初の目的がそういうことなら、
もっと違った会を紹介された方が良かったような……
でも、羽田さんとの出会いがあってよかったですね。

投稿: 天然記念物 | 2010年10月18日 (月) 20時30分

天然記念物さん

ハネケンさんのサイン色紙はすでに書き終えられていたもの…でした。
かといって女性だけを対象と誤認していたのだとすると、ちょっぴり笑ってしまいますね。

紆余曲折あって 社交性の欠片くらいはありますから。それで良しとします。

(お返事遅れてごめんなさい。いろいろ忙しかったので…)

投稿: 八重花桜瑠 | 2010年10月18日 (月) 23時06分

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