« 行き場失くしたお前を反射(うつ)す十字架 | トップページ | 眠い…死にそう… »

半端24(はんぱ・にじゅうし)~22年越しの真実~

昨日9月3日夜から本日9月4日明け方にかけて「SUNRISE Festival 2010 夏(最終日『ボトムズナイト』)」に参加してきました。

巡礼が終わらない毎日ですが、ボトムズ関連のイベントについては少々無理をしても参加して、後悔が残らぬようにしようと心に決めています。

新宿に到着するや、いの一番に「孤影再び」のチケットを購入。特典ポスターを貰いました。ポスターなど貼るスペースはないのですがコレクションと言う純粋な目的のためにゲットしておきました。
チケット購入後に夕食を、ともくろんでいたのですが ゴミゴミした街「新宿」。手ごろなお値段で食事が出来るレストランを見つけられず コンビニで缶ビール、サラミ、おにぎり×2を購入して「立ち飲み&立ち食い」を敢行しました。懐具合を考えると 下手なレストランに入るよりはよかったのかもしれません。

チケットを確保してくださったSNS友達(湘南アクターズつながり)のAさんと合流、入場と相成りました。

内容は「トークショー」、「ペールゼン・ファイルズ劇場版上映」、「幻影篇Vol.1~Vol.5 上映」でした。

第一部のトークショー。登壇者は高橋良輔監督、キャラクターデザイナー・塩山紀生先生、メカニカルデザイナー・大河原邦男先生、キリコ・キュービィ役・郷田ほづみさん、チーフプロデューサー、塚田延式氏。
打ち合わせの時点でお酒が入っていたらしく、第一部のトークショーは宴会の話題が中心(?)でした。また、アニメーション作品に携わる方たちの宿命なのでしょうか(「分業」、という意味で)、郷田さんと大河原先生がお会いしたのは初めて。塩山先生と郷田さんが出会ったのも ここ数年の出来事、ということです。

とはいえ 八重の人生にとっては重要なファクターとなる「装甲騎兵ボトムズ」と主人公「キリコ・キュービィ」。これら/彼に携わった人達と時空を共有できた、というのは大変な収穫でした。

今回のイベント、久しぶりに「ファンからの質問コーナー」が設けられました。
真っ先に挙手をして、質問させていただきました。
質問相手は高橋監督。
質問内容は…
「22年前に高橋監督に差し上げた質問の答えを聞かせてください」
22年前のイベントと言うのは、昭和63年3月に東京・九段で行われた、「野望のルーツ」発売記念イベントのことです。

22年前、私は次のような質問をしました。
「ボトムズ劇中には“第24メルキア方面軍”や”24型アトミックマグナム”など、数字の24を使った用語が散見されます。前作の“太陽の牙ダグラム”にも“24部隊(にいよんぶたい)”という、数字の24を使った部隊が登場します。なにか数字の24に特別な思い入れがあるんでしょうか」
このときの高橋監督の回答は
「次回(八重に)あったときまでに回答を見つけてきます」
でした。

あれから22年。幾度となく監督とお目にかかってきても 回答が得られなかったので昨夜思い切って聞かせていただきました。
監督曰く「24歳の時に虚業(高橋監督曰く“文筆業”、“クリエイター”系統の仕事)で食べていこうと決心した」とのこと。
私自身、挙手し、起立し、注目を浴びる中での質問だったので 緊張していて話の幾ばくかを失念しています。
そして何より印象的だったのは 高橋監督の回答に割って入ってきた塩山監督の言葉。
「半端24(はんぱ・にじゅうし→3×8=24 と引っ掛けたようです)っていうでしょう?」

はぁ…^_^;

塩山作監にお目にかかる(イベントで見かける)のは三度目か四度目。いつも感じることなんですが「喋っている間はただの酔っ払い」です。ところがお話をまとめる段になると、聞き手を心地よくしてくださる話術を心得ている名人だな、と 妙に感心してしまいます。
22年待った答えとして過不足があったか否か…まあ、難(かた)いことは言わないで、楽しい時間が過ごせたので良しとします。

また、高橋監督の口から「24と言う数字にはこだわりを持って(仕事をして)いきたい」とのコメントを頂き、名状しがたい感動に包まれてしまいました。

そして、トークの中では「ボトムズの将来展望」についても語られました。
まだまだ懐が寂しくなる可能性が潜んでいるようです。

トークショーの後のプログラムについて。
「ペールゼン・ファイルズ劇場版 上映」
思い切って仮眠の時間とすべきところ、なぜか目が冴えてしまい、戦闘シーンの洪水を最後まで見届けてしまいました。

「幻影篇 上映」
Vol.5まで見ることができたのは収穫ですが 残念ながら睡魔に抗えず、記憶が飛び飛びです^_^;

18年ぶりの徹夜イベント(飲み会&睦みあい除く)。睡魔との闘いがきつかったですが、関係者の方との接点も設けられてまずまずの収穫を得られた、と思います。


Photo

(会場内にあったポスター。登壇者の方たちのサインが書かれています。)

|

« 行き場失くしたお前を反射(うつ)す十字架 | トップページ | 眠い…死にそう… »

装甲騎兵ボトムズ」カテゴリの記事

コメント

おつかれさまでした。

なんとなく、個人的には、キリコの物語として、表現したいものをぶれずに持っているのは、高橋監督と塩山紀生氏の二人であるような印象を持っています。お二人のイメージが一致しているのかは良くわかりませんが……

24歳で、自分の生き方を決めた監督、ということでしょうか。
ボトを見ていると、高橋監督や塩山氏の表現したかった事ってこういうことかなと強く感じてしまいます。(勝手な思い込みですが)

投稿: 天然記念物 | 2010年9月 4日 (土) 19時19分

天然記念物さん

高橋監督も渋々「赫奕たる異端」に着手し、渋々フィアナを「ああいう風に」してしまい、非難を浴びて「孤影再び」を執筆した みたいには仰っていました。

また「我々やファンの方たち同様に 物語の中の登場人物が同じように年を重ねていくアニメというのは見かけない。サザエさんでもこうはならない」と感慨深げに仰っていた郷田さんの言葉が印象的でした。

よく考えたら…テレビシリーズ放映当時…私ってばココナとタメだったみたいです(^^♪

投稿: 八重花桜瑠 | 2010年9月 4日 (土) 19時27分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1288502/36531670

この記事へのトラックバック一覧です: 半端24(はんぱ・にじゅうし)~22年越しの真実~:

« 行き場失くしたお前を反射(うつ)す十字架 | トップページ | 眠い…死にそう… »