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平塚空襲

私と接点のある異能者の後継者さんのブログにて、「炎の証言」朗読会なるものの紹介がされていました。
要諦はリンクをご参照ください。

昭和20年7月20日の平塚空襲を風化させぬよう、「平塚の空襲と戦災を記録する会」主催で後世に戦争を伝えていく朗読会。
我らが郷田ほづみさんと湘南アクターズの方々が朗読されるとの由。

今まで黙っていました。
それに、同じような境遇の人はたくさんいるだろうし、改めてそういうことを口にするまでもないだろう、と思っていました。

が…

彼らが関与するということで ちょっぴり披瀝したほうがいいのかな、と。

私の母、祖父母、大叔母夫婦…曽祖父母は、昭和20年7月20日、平塚市内に住んでいました。現在のJR平塚駅を挟み、湘南アクターズの建物とは反対側の住宅地…。
足元に焼夷弾が落ちてきたと。

なんという運命の皮肉。

ちょっとやりきれない。
「いやぁ、奇遇ですねぇ」なんて云う訳にもいかない。

空襲がなければ、私は湘南アクターズの面々の「ご近所さん」になっていたのかもしれません。
空襲がなければ、「私」は生まれていなかったかもしれませんが。

訳知り顔で「戦争はいけない」なんて口にするほどナイーヴではありません。
かといって冷笑するほどの人格破綻者でもない。

母を焼きだした出来事を、「彼ら」が語り継ぐ。

その運命の不可思議さに 胸が苦しくなりました。

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劇団湘南アクターズ」カテゴリの記事

コメント

平塚の空襲の朗読劇の話は、ツイッターなどで、そういうことが行われるんだという程度は知っていました。

自分も戦争を知らない世代ですが、「苦しい」「悲しい」「つらい」という「感じる」レベルで共感していくことが大切なのではないかと思っています。考えると、いろいろと正義や大義も出てくるんでしょうけど……演劇は、演じる人も観る人も疑似体験できるという意味で、まさに「感じる」レベルだと思うので、そういう活動は大切にしていっていただきたいと思います。

……なぁんて書くと、ずいぶん偉そうですねぇ。失礼。

投稿: 天然記念物 | 2010年8月25日 (水) 20時07分

天然記念物さん

戦争の是否は論を待つものではないですよね。
私個人としては 母を炎で追い出した出来事を、炎のさだめを主題歌とする作品の主役が、それも因縁浅からぬ方が関与するという点に感慨を覚えます。
後継者さんが「稽古の場で泣いてしまった」というほどのインパクト。実体験したいのですが 今回はなくなくスルーです。

投稿: 八重花桜瑠 | 2010年8月25日 (水) 20時25分

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