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俺にだって、掟ぐらい破れる!

今回のお題「アニメの決めゼリフや名言、お気に入りを教えて!」

なんとまあ、タイムリーなお題ですことo(*^▽^*)o

今日は「装甲騎兵ボトムズ幻影篇 第4話『ヌルゲラント』」発売の日。
密林から届いていたDVDを早速視聴しました。

寡黙な主人公、キリコ・キュービィに魅力を感じる反面、感情の発露がもどかしい、と感じることもあります。
感情を発露しまくっている視聴者だからこそ、その対極にある挙動をする彼に魅力を感じるのでしょうけれども。

そのもどかしさを視聴者に代わって代弁するのが…ココナ、ゴウト、バニラ、シャッコの四人(四人の並び順にピンときた方はなかなかの通ですよ)。

今回の「ヌルゲラント」。
3000年ぶりに生まれた「神の子」に審判を下すべく、ゴモルの塔にシャッコの部族が赴く、というエピソードでした。
「神の子」への審判の方法は、クエント製AT、ベルゼルガプレトリオに踏み潰すよう働きかけること。
「ATに踏み潰されても生きていれば神の子」「これを助けようとするものがあれば神の子」
まるで魔女狩りの論法ですね。いずれにせよ問答無用で神官及び配下のATは「神の子」と目される嬰児を殺害せんとする。

嬰児を助け上げたのが我らがキリコ。おなじみのスコープドッグで敵ATの群れに立ち向かいますが、某ノルデン中隊(?)のようなしなやかな陣形を展開されて、なかなか活路を見出せない。

そこに乱入してきたのがキリコの戦友、シャッコの操るベルゼルガ(WP)。
クエント人同士の戦いを懸念するキリコに向かって放たれた言葉がこちら。

「俺にだって、掟ぐらい破れる!」

部族/民族の戒律を破ってでも守るべきもの/こと のために引き金を引く姿は、結構ぐっと来るものがあります。

30年前から、シャッコはさりげないところで重たい台詞を吐露してくれています。

ゾンム村を強制捜索し、ロシアンルーレットの餌食にされかけたモニカ嬢を助けるために言い放った台詞「人間がダメなら(尋問しても人間が口を割らないなら)神様に訊いてやらぁ!」
カンジェルマン宮殿から脱出するキリコ&フィアナを助けるため、カン・ユーを投げ殺す直前に言い放った「アンタは人間のクズだな!」

その他諸々…

今回のお題への回答は「俺にだって、掟ぐらい破れる!」です。

熱い…などという、ありきたりの表現では言い尽くせぬ 深みのある男。ル・シャッコ。

非力な視聴者になりかわり、再来月もキリコと地獄に付き合ってもらう。

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コメント

この台詞はよかったですね。
クエントの掟には従順であったシャッコだけに、(ある意味、その頑なさが、クエント人の魅力でもあるのですが)、噴き上がるような台詞が胸を打ちました。

サンサのキリコには、まだぎごちなさを感じてしまったのですが、4巻ではキリコとシャッコの会話もスムーズで、いい感じです。キリコに血が通ってる……うれしいです。

投稿: 天然記念物 | 2010年7月23日 (金) 22時01分

天然記念物さん

お待ちしていました(笑)

30年前…ここまでシャッコがキリコに絡んでくるなどとは、思ってもいませんでした。今こうしてボトムズについて語り合える人がいるとも思ってもいませんでしたが(^^ゞ

戒律や傭兵としての契約に忠実である、もしくは心ならずも忠実だった人間が ある意味吹っ切れたときの怖さ、頼もしさと言うものが感じられました。

今後、ゾフィーと接点を持つ瞬間もあるかもしれませんね。

フィアナを失っているキリコを包む仲間…自分のことでもないのに、なんだか救われたような気がします(o^-^o)

投稿: 八重花桜瑠 | 2010年7月23日 (金) 22時12分

結局、人とかかわっていくことが、キリコの「再生」になるんでしょうね。

歳をとったとはいえ、仲間が生きている時代でよかったです。
後は、彼が生きがいとか生きる目的とかを感じられるような兆しをみせてくれれば、安心してボトムズを卒業できます。

投稿: 天然記念物 | 2010年7月23日 (金) 22時19分

天然記念物さん

ありきたりの「孤高の戦士」になんかなる必要はない。
口が重くたって、誤解されやすくたって、誰かの温もりに癒され、誰かを温もりで癒してあげればいい。

私は卒業はできないと思います(笑)
ちょっぴり意地っ張りな人生を歩んできた私の戦友ですから。

桜の妖精から要請(ぷっ)があれば、考えないでもないですけどね(^_-)-☆

投稿: 八重花桜瑠 | 2010年7月23日 (金) 22時25分

宗教は日本人にはなじみが薄いものであると思うが、個人的には、宗教と政治が絡んだ話というのは面白い(ちなみに自分はゴルゴ13が好きである。)。世界で起こる自爆テロなどを見ると、宗教は人の命をも(意図的に)簡単に左右出来るのだなあと改めて思ってしまう。
また機会があればボトムズで宗教と政治の話を作って欲しいと思う。
ボトムズには勧善懲悪ものの話は扱ってほしくないと思う。

ボトムズには、人の愛や哀しみ、命の尊さ、権力の醜さ、戦争の恐ろしさを繰り返し語ってほしいと思う。時代もボトムズにそういうことを求めて来ているのだと思う。

先日、原爆の話や水木しげる氏のニューブリテン島の話を聞いた。又、戦時中には自決が行われたり、食料が尽きた為に生きた人間をくじ引きで選んで射殺して食したというおぞましい話も聞いたことがある。
もう一度高橋監督からリアルタイムで見ていたベトナム戦争の話を聞きたいように思う。

投稿: bbb | 2010年8月 7日 (土) 21時31分

bbbさん

コメントありがとうございます。
高橋監督はハードな作風をおつくりになる反面、実際にお会いするととても気さくで、ひょうきんな方です。

氏の心に秘めた 作品に対する情熱を 機会があったら是非、伺ってみてください。

投稿: 八重花桜瑠 | 2010年8月 9日 (月) 00時35分

キリコの物語は面白いと思いますが、あまりアメリカナイズされた作品はどうかと思います。

アメリカという国は移民の国で、満足に言葉の話せない人がたくさんいます。だからミュージカルなどの歌劇がヒットするのです。映画などもそういう人たちのために、言葉が分からなくても映像を見るだけで分かるように作られているのです。だから、どちらかと言えば短絡的なストーリーが多いのです。

個人的には、ボトムズはあまり短絡的なストーリーにはしてもらいたくないです。だからといって芸術賞をねらった日本映画みたいな作風にはしてもらいたくはないのですが。

投稿: bbb | 2010年8月15日 (日) 15時21分

bbbさん

キリコの物語にアメリカナイズされたエッセンスをお感じになられたのですね。演劇・ミュージカルのルーツ、楽しみ方、その功罪等、観賞される方の感性によってさまざまな見方があるのだと思います。
私はボトムズを短絡的、ミュージカル的、、日本映画的と捉える瑞々しい感性に長けておりませんので専門的な見解を申し上げる術は持ちません。

ただ、今リリースされている「幻影篇」は27年間ボトムズフリークとして生きてきた自分の心の琴線を優しく振るわせてくれる作品群だと高く評価しております。

キリコを演じられた郷田ほづみさんは「平塚を日本の『アビニョン』にしたい」という気概を持たれて、地元密着の芸術活動に活躍されている方です。
機会があれば、「劇団湘南アクターズ」さんの公演にお足を運ばれてみるのもいいかもしれませんね。

コメントありがとうございました。

投稿: 八重花桜瑠 | 2010年8月15日 (日) 15時36分

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