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ただ…涙する…

昨日に続き、幻影編第2話「クメン」を観ました。

硝煙と死臭
悪徳と野心
破壊と暴力

こんな忌々しいフレーズをコンクリートミキサーでぶちまけたような(copyright銀河万丈さん)作風のアニメ。
人が死ぬのは当たり前
肉が飛び散るのは当たり前
血が噴き出すのは当たり前
壮大な人間ドラマをトッピングするためのオーナメントだとしてもそれも作品の大切な要素。

四半世紀そうでした。
毎回一人は死んでいた筈。

なのに…

形容のし難い熱いモノがオレの五体を包み込み
熱い涙がにじみ出ました。

Photo
(若かりし頃のポタリア(上)とカンジェルマン。神聖クメン王国の内乱終結のワンシーン)


“愛国の闘士”ポル・ポタリア。クメン王国第三王子、ヒロラム・カンジェルマンの遺志を継いで、祖国の近代化に尽力し、志半ばで天に召された快男児…。

このアニメを見て…このアニメの中で…初めて人の死に涙しました…アレギウムでのヒロインの落命に立ち会っても涙しなかったのに。

Photo

私も老いたかな(苦笑)

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コメント

人生って何なんでしょうか。

何かを成し遂げたなんて満足して逝ける人間は、そういないんでしょうけど、ポタの心を最後に満たしたのは何だったのか。
あきらめか、それなりの納得なのか……自分が消えることが未来につながると思おうとしたとするならば、うーーーん。

いろいろと考えさせられます。結論が簡単に出ないものを、出ないまま見せられるのが、ボトですよね。

投稿: 朱鷺 | 2010年4月24日 (土) 16時23分

朱鷺さん

私はポタリアの姿を見て…大人社会の寂しさを感じました。
ギラついた理想に燃えていた男が、30年の星霜を経て角の取れた、ダンディな中年になっていた。
変わってしまった彼を無条件で許容できる。
けれども、それはギラついた若者が歴史の波に翻弄され…結局さしたる結果を残せず「ただの人」として忘れ去られ、土に帰っていく理(ことわり)をも許容せねばならない。

ボトムズは、クメン王国は決して特殊な例ではない。

角の取れた先達が、ギラついた後進に首を刈られる。
首を刈った後進も、更なる後進に首を刈られる。

ひとの理想というのが、世代の新陳代謝を促すツールにしかなっていないという現実に、苛立ちを覚えます。

投稿: 八重花桜瑠 | 2010年4月24日 (土) 16時33分

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