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メモリーグラス

“制服を脱ぎ捨てて”

こういうタイトルで卒業文集を書き綴った若者が、この数週間で如何程いたのだろう。
制服という「蛹の殻」を破って、新しい世界に旅立つ…

そして黄色い帽子
黄色いランドセルカバー…

季節は移ろい、私も「重いコート脱いで 出かけませんか」モードに入っています。

新しいことに挑戦しようとしている友人をみるにつけ、十年一日のごとく、燃え燻っている自分がイヤになったりもします。

「人事を尽くして天命を待つ」
神をも殺した男に憧れる私の胸中に 矛盾したこの言葉が鎮座しています。

ちょっとした閉塞感から…
若者(と書いて「ばかもの」と読みます)時代の郷愁に耽って…自然と口をついて出てくる歌の一つ…

「メモリーグラス(歌:堀江淳)」

当時は「このひと、オ○マじゃないのか?」「一発屋じゃん!」などと心ない揶揄を飛ばしていましたが…とても深いメッセージを含んだ…今になって味わい深い歌詞であることが分かります。

実は私は 音域が―テノールとかソプラノとかバリトンとか、専門用語は解らないのですが―女性に近い音域で歌を唄えます。

この歌もレパートリーの一つ。

自身を振った男の記憶をグラスに注ぎ込んで飲み干す…女性の切ない意地のようなものを感じます。

“ふられたんじゃないわ あたしが降りただけよ…”

「わたし」ではなくて「あたし」と歌い上げるところに、作詞作曲を自身で行われた堀江さんの卓越したセンスを感じ取れます。

最近、カラオケ行ってないな…

パートナーとなりうる甥が バイトでハッスルしている。

「叔父ちゃん、今度 カラオケ行くときは俺が奢るよ!」
成長した甥が頼もしくもあり、自分の手を離れてしまった現実が悲しくもある…

“水割りを下さい…愛した数だけ/涙の数だけ…”

今夜はちょっと、アンニュイです。

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コメント

「飛ばされたんじゃないわ、あたしがおりただけよ……」
おほほほほ、開き直ってやるわ!!
田舎に飛ばされても、熊さん、鹿さんと楽しく生きていくわ。

自分を評価してくれない人がいたから、今の状態があるのだけど、それに無理して合わせてもしんどいだけ。
自分で降りた、自分で生き方を選んだのよと思って、次に進むしかない。次があるかどうかは、わからないけど……

とりあえず、私は今晩もサングリア。
苦いものも一緒に飲み込んで……大人ってしんどい。

投稿: 朱鷺 | 2010年4月11日 (日) 20時02分

朱鷺さん

示唆に富んだコメント、ありがとうございました。

「たとえ神にだってオレは従わない」とは言えませんが、心の芯の部分だけは「アルデンテ」に保ちながら過ごすしかないですね。

サングリア…飲んだことがないのですが…おいしいですかね?
普段は発泡酒しかな飲まないのに…

あ!みなまで言うな、口に合わなかったら「なんでこんなものを、みんな美味そうに飲むんだ…」って書いちゃいましょう(^^♪

投稿: 八重花桜瑠 | 2010年4月11日 (日) 20時37分

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