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文庫本を買ったときです

今回のお題は
「コレを買ったときに大人だと感じた…ってものは?」
です。

読書が好きです。暇なときも、そうでないときも手元に本の一冊でもないと、落ち着かない性格です。
でも幼少期からそういう趣味があったわけではありません。

どちらかというと「読書感想文」を書くのが嫌いで、読書も好きではありませんでした。

小学校4年のときに、友人のお母さん(今でもご近所さんです)に町の図書館に連れて行っていただき、そこで様々な本に触れるようになりました。

当初は「おばけのバーバパパ」や「どろぼうがっこう」といった絵本ばかり読んでいたのですが、一足飛びに難しい本の世界に足を踏み入れる出来事がありました。

1978年、小学校5年になるときに「スターウルフ」という特撮番組がスタート。
それまでのヒーロー番組と毛色が違うので ちょっと戸惑いました。小学館「てれびくん」でいち早く情報が入り、アメリカのエドモンド・ハミルトンという人が書いた「さすらいのスターウルフ」が原作と知り、図書館に行きました。
残念ながら蔵書にはない、ということで、取り寄せてもらうことにしました。後日電話が入り、嬉々としてカウンターに足を運んだところ…

「ボク?ほんとうに、その本が読みたいの?」

「はい。なかったんですか?(筆者注。管理教育の影響で「大人には敬語を使わないと鉄拳制裁」との意識があったので、礼儀正しかったんです)
「うーん…あるんだけどね…一階に言ってくれるかな?」

私がいつもお邪魔していたのは「児童書」のコーナー。「さすらい…」は「一般書(大人向け)」のコーナーにある、ということでした。
無謀にも一階カウンターに行き、本を受け取ったのですが…

絵が描いてない(挿絵が申し訳程度…だったかな?)
読めない漢字だらけ(^^ゞ

そんなわけで、借りたはいいものの、殆ど読めずに 規定の貸し出し期間の終了時に返却しました。「貸し出し期間いっぱい」というのが、小さいながらも見栄を張った証左。「子供だから読めなかった」と思われたくなかったんですね。

そして1978年11月7日。同じくエドモンド・ハミルトン原作の「キャプテン フューチャー」がアニメ化されました。
原作者の名前は覚えていました(恨んでいないですよ)。

「あの難しい漢字ばかり使った本を書いた人だ…」

あはは…おかしいですね(^^ゞ
難しい漢字を使ったのはハミルトン氏ではなくて、翻訳をした方なのに、その辺を理解しないのが小学校5年生です。
そして一念発起…書店で(筆者注:昨日の記述に登場した、「初恋の娘と立ち読みに行った書店」です)、その本を手にしました。

「挑戦!嵐の海底都市」。原作:エドモンド・ハミルトン。翻訳:野田昌宏。
おねだん…350円くらい(押入れから出して確認する気力はありません(^^ゞ)
帯にはアニメ「キャプテン フューチャー」に登場するコメット号の姿が。

アニメのキャラクターと全く印象が違いました。
グラッグ…なんだかキノコみたい。
オットー…顔色の悪い外人さん。
キャプテン…顔の皺が多すぎるよ。
そんな戸惑いも覚悟の上。

古風な和訳(例えば悪人の組織の名前なんかでも、今なら ストレートに「○○チルドレン」と和訳できるのに律儀に「○○の子ら」と訳されていて、却って理解を妨げていました)。
漢和辞典の引き方もままならない年頃なのに難解な漢字が沢山使われている。

一ヶ月のお小遣いが1,000円。「てれびくん」も買いたい。駄菓子屋でチロルチョコも食べたい…そんな誘惑を振り払い、私はレジに向かいました。
まさかその後、7年間に亙ってシリーズを買い求め、全巻コンプリートするなんて、夢にも思っていませんでしたけど。

そんな訳で お題への回答。

「コレを買ったときに大人だと感じた…ってものは?」
文庫本(早川書房の「挑戦!嵐の海底都市」)を買ったときです。

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コメント

キャプテン・フューチャーはアニメしか知りません。でも、面白かった。あれが作れたのは、やはりNHKだからじゃないかと思います。(メカもキャラも、おもちゃとして売れるようなものじゃないですし)

昔のNHKは、アニメもドラマも、子供向けのいいものがあったように思います。(昔はよかった的発言は、よくないのですね。)「コナン」もあったし、ドラマでは「七瀬ふたたび」みたいなものもありました。子供がいるので、子供番組はみますが「六番目の小夜子」以降、「おおっ」と思うものには会えません。子供から大人につながるような、感性に訴える良質なアニメ・ドラマをNHKには期待したいのですが。
……ああ、そうそう「天才テレビくん」では、あるコーナーでずっとボトのBGMを流してました。(蛇足)

投稿: 朱鷺 | 2010年3月 3日 (水) 12時40分

朱鷺さん

「七瀬…」は高校時代に友人から借りて読んだことがあります。ちょっとドキドキする描写もありましたが、そういうことをスキップしても読みやすい小説でした。

「天才テレビくんMAX」には湘南アクターズ所属の日比美恵ちゃんが出演しているそうですよ(見た事がないので)。
同じ番組内でボトのBGMというのも狙っているのかな?

投稿: 八重花桜瑠 | 2010年3月 3日 (水) 12時57分

Σ(゚д゚;)小説版読んでませんよ・・・・・・
ヌララっちどんな風なんですか!?
さようなら

投稿: 名無しさん | 2011年9月17日 (土) 05時42分

「名無しさん」さん

小説版はどのキャラも口が悪いです(ホント…)

ヌララ…20年以上も読んでいませんので なんともはや… 気が向いたら押入れをひっくり返して読み直してみます。

投稿: 八重花桜瑠 | 2011年9月17日 (土) 09時23分

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