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シェルブールの雨傘

かつて、羽田健太郎さんのコンサートにお邪魔したことがあります。
一度目は1993年のディナーショー。
ディナーショー初体験の私。大いなるミステイクは、カップルまたは家族で参加しなかったこと。
食事をしながらイチャイチャしてるカップル、綺麗に着飾ったお母様とお嬢様…。
たしかに、食事&コンサートにしては割高だよな、という感が否めませんでした。

二度目は…多分1998年の新年早々。都内に雪が降り積もっており、サントリーホールの裏にあるテレビ朝日(当時、ハネケンさんは「ニュースステーション」のとあるコーナーで音楽を提供していました)とこまめに連絡を取り「電車はまだ動いていますから、最後までお楽しみになってください」なんて 会場を沸かせていました。

私がハネケンさんを知ったのは「超時空要塞マクロス」のBGMから。
宇宙戦艦ヤマトの宮川泰さんのサウンドに通じるところがありましたが、適度な軽さがあって、結構好きな曲群でした。

アニメ、クラシック、ジャズ…さまざまなジャンルを経験されたハネケンさん。
サントリーホールのグッズ売り場では、ハネケンさんのサイン色紙つきのCDが販売されていました。
私はジャズピアノにも興味があったので、ハネケンさんのピアノアレンジが収録されたものを購入。
帰宅して、何度も聞き返しました。

そこで心に残ったのが「シェルブールの雨傘」
台詞を全て、歌で表現するという、画期的なミュージカルだったそうです。しかしながら「入り口」はハネケンさんのピアノ。そしてポール・モーリアのアルバムだったものですから、私の中では「歌詞は不要」のジャンルにカテゴライズしていました。
以前お話した「曲に歌詞をこじつけた」類だろうと思っていました。

ネット内を徘徊するときも、インストの情報を探しているのですが、歌つきばかり。
当然ですね。「まずは歌ありき」のミュージカルの曲なんですから。

で…聴いてみました。
私がチェックした映像では、河合奈保子さんが唄っていました。

曲調から察するに、悲恋を綴った曲だろうと思っていたのですが、いざ 歌詞を耳目にすると、泣けてきますね。
お芝居だから、ファンタジーかもしれません。でも こういう歌で心に潤いがもたらされるなら、それはそんなに由緒正しい講話よりも価値あるものに違いありません。

河合奈保子さんが唄ったという事実も ご本人の歌唱力が正当に評価されている証左なんだろうな、と思います。

雪が溶けたらなんになる?雪が溶けたら…

春までもう少し。
人生の春はいつ来ることやら。

心洗われる歌曲に出会えて、至高の喜びを感じています。



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