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天使の絵の具

私の高校時代、テレビではアニメーションがこの世の春を謳歌しておりました。
関東地方に限定して言えば、テレビ東京の平日17時55分からは ほぼ毎日のようにアニメが放送されていました。

ひびきの高校連絡帳の軸足は「装甲騎兵ボトムズ」においております。

が、新作が控えているにも関わらず微小な情報がリリースされては長いスパンで沈黙されてしまうので、今年からはもう一つ「音楽/歌」を軸においてみようか、と考えております。

新年第一弾は「天使の絵の具(歌:飯島真理)」です。

1982年の秋からスタートした「超時空要塞マクロス」。
さまざまな話題を振りまいてくれました。

VF-1バルキリー(ヴァルキリーの表記も散見されますが、放送当時はバルキリーでした)
ガンダム以降「リアル」という言葉を金科玉条のように頂いていたアニメカ少年にとって、現用の戦闘機(F-14トムキャットシリーズに酷似)から無理なく変形する戦闘用ロボットは、天の恵みだったのかもしれません。

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ラブコメ

主人公の一条輝とアイドルのリン・ミンメイ。朴訥な主人公と「ぶりっこ/KY」なアイドルの衝撃的な出逢い。この描写から、恋の方程式は放送当初から完結したのかと思いきや、奔放すぎるミンメイの挙動はファンからの反発を少なからず招き、当初は「おばさん(但し21歳)」呼ばわりされていた早瀬未沙を交えた三角関係に発展。終盤には三者三様に発展的な別離をして、大人の世界の複雑さを教えてくれました。

絵のちぐはぐさ
新星、美樹本晴彦氏の描く、潤いのある作風から生まれた魅力あるキャラクターたち。
しかしながら、海外の下請け会社のスキルが追いつかず、お粗末な画風でオンエアされるだに、視聴者を困惑させてくれました。


アイドル、リン・ミンメイを演じた飯島真理女史は音大に通う学生でした。
自身で作詞・作曲を手がけてこともあるそうですが、実力に裏打ちされた歌唱力が、アニメという空間に、限りなくホンモノに近いアーティストを送り出してくれました。

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当時、私の友人は綺麗に「ひとりアニメ派閥」を作っていました。

私はボトムズ
Nはマクロス
Tは「機甲創世記モスピーダ」
といった感じ。

とはいえ、複数のアニメを横断的に観賞していたので、別に軋轢はありませんでした。
要は「マクロスに一番詳しいのはN」「ボトムズに詳しいのは八重」といった程度。

さまざまな話題を振りまき、1983年6月26日に完結したマクロス。
翌年の夏には劇場用映画として公開されました。
有楽町の日劇だったかと思いますが、公開前夜に徹夜で並ぶという荒業をやってのけた記憶があります。
参加したのは私を含めて4名だったかな。

わざわざ徹夜をしたメリットがどこにあったのか。
舞台挨拶、だったんでしょうね。「マクロス」に対する愛情の温度差があったゆえ、当時の私には さほどインパクトのある出来事とは捉えられなかったのでしょう。

帰宅して、マットレスに寝転がりながら再生したカセットテープ。
飯島真理女史のセカンドアルバム「blanche」…ではなく、オムニバス形式で友人がダビングしてくれたものでした。

「ヲタク」という言葉が確立され、困惑されつつも周囲からの理解を得られる時代が来るまでには、もう少し時間を積み重ねばならなかった時代。
「アニソンでない音楽も分かるようになりたい」
とボソリと呟いた私に、友人が作ってくれたテープでした。

結論から言いますと、そのうちの4曲はアニソン。その他は曲名も知らず、知らされずでした。
そのなかの1曲が「天使の絵の具」。映画「愛・おぼえていますか」のエンディングとは異なるアレンジのものでした。

心地よい疲労
少々えげつないエアコンの冷気
徹夜明けで冴え渡った意識

そんな中で耳にしたこの曲は、高校時代の郷愁にふけるときのBGMの一つとして、今でも私の心に響いています。

因みに、マクロスで一番好きだった登場人物はロイ・フォッカー。
当初はブルーのバルキリーを駆るマクシミリアン・ジーナスがお気に入りのキャラクターだったのですが、経年につれ、大人の雰囲気を醸し出すフォッカー少佐に惹かれるようになりました。

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好きな色も、ラビドリードッグの「ブルー」から、フォッカー少佐の駆るバルキリーのシンボルカラー「イエロー(稀にオレンジイエロー)」に変わりました。
とかなんとかいって、何年か前に「風水でのラッキーカラーは黄色」といわれた影響もあるんでしょうね。

ラビドリードッグのブルー、アオレンジャーのブルー。勿論、好きな色の一つです。

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コメント

あけましておめでとうございます。
リアルタイムではないですが、『マクロス』は"Ⅱ"以外はチェックしていますし『モスピーダ』も多少は知っています。
スタッフのコメントによると、早瀬未沙がメインヒロインなのは当初から確定していた事で、モニター越しではあるものの、ミンメイよりも先に輝と出会っていたというのが伏線だったそうです…奥が深いですネ。

投稿: なっちー | 2010年1月 1日 (金) 19時02分

なっちーさん

あけましておめでとうございます。
未沙さんメインヒロイン計画は当初からあったんですね(^^ゞ
未沙といえば「でんでんむしヘア」がトレードマーク。
同級生のNは、水を被ってストレートヘアになってしまうエピソード(「ビッグエスケープ」でしたっけ?)で未沙にコロッと萌えてしまったそうです。

かくいう私は…ミリア萌えだったりします。

ゼントラーディ語もおぼろげに覚えています。

エスケス:了解
タルニ:しかも
ヤック:なんと
ゼントラン テ メルトラン タルケ ダガン:男と女が一緒にいるぞ

だったかな?

デカルチャーですね

いずれ「歌ネタ」でモスピーダに触れる機会があるかもしれません。
よろしくお付き合いくださいm(__)m

投稿: 八重花桜瑠 | 2010年1月 1日 (金) 19時41分

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