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ああ、この人は勇士だ!

12月2日です。

私にとってはエキサイティングな日の一つです。
1805年12月2日午前8時。かつてのオーストリア領アウステルリッツで戦闘が行われました。
世に言う「アウステルリッツの戦い」です。
前年1804年12月2日に戴冠式を済ませたナポレオン一世が、アレクサンドル一世の統治するロシア、フランツ二世の統治するオーストリア連合軍と戦い、勝利を収めました。

私はナポレオンの人柄を直接知っているわけではありませんが、なぜか彼に惹かれます。
初めて彼の名前を知ったのは幼稚園児のとき。姉が「キュリー夫人」の伝記を書店で買い求めた際、隣に並んでいたのがナポレオンの伝記でした。
幼稚園児に読み解けるわけはなく、その日は「たのしい幼稚園」を買い与えられ、書店を後にしました。
小学校2年の冬休み。学校の図書室で借りた伝記を読みふけり、小学校3年の冬には違う出版社の伝記を買い求めました。インフルエンザで床に臥せっている間、何度も読み返していたと記憶しています。

それ以降、歴史群像や歴史読本のような歴史専門誌、或いはその増刊、文庫・ハードカバーの小説・研究書、池田理代子先生の描いた「エロイカ」などを雑食の様相で読みふけりました。
その数、30冊以上。捉え様によっては「装甲騎兵ボトムズ」以上に脳内を侵食していると考えられます。

数年前から長谷川哲也先生が「ヤングキング アワーズ」という雑誌に「ナポレオン~獅子の時代~」という劇画を連載しており、私も断続的に読んでいます。


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こういう日はナポレオン(ブランデー)ではなく、シャンベルタン(ナポレオンが愛飲したワイン)でも傾けてみたいものです。知らぬが仏、お値段はさっぱりわかりませんけど(^^ゞ

この記事は、戦端が開かれたとされる 現地時間8時00分(日本時間16時00分)に公開差し上げます。

兵士たちよ、私は諸君に満足している。

諸君は、アウステルリッツの戦いにおいて、私が諸君の勇敢にかけた期待を裏切らなかった。諸君は諸君の軍旗を不滅の栄光によって飾った。ロシア皇帝とオーストリア皇帝の指揮する10万の軍は、4時間足らずして、分断され四散させられた。諸君の砲火を免れた者も湖に溺れて死んだ。ロシアの親衛隊の40本の軍旗、120門の大砲、20人の将軍、3万以上の捕虜が、永久に栄光に輝くこの日の戦果である。諸君にはもはや恐れるべき敵はいない。

兵士たちよ、我々の祖国の幸福と繁栄のために必要なことがなされたときには、私は諸君をフランスへ帰すであろう。国民は諸君の帰還を喜ぶであろう。そして諸君は、「アウステルリッツの戦いに加わっていた」と言いさえすれば、こういう答えを受けるであろう。「ああ、この人は勇士だ!」と。

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コメント

ふふふ、私は歴史分野は半端ない学問的訓練をしていますよ。
私はそちらのプロだったので(内緒ですよ)、日本史の研究者として二十年飯を食いました。

歴史を学問としてやってきたものとしては、いわゆる「英雄」というものには興味がなくなるものです。歴史好きの人が、いろんな人物を英雄と見たり、最近は「漢」っていうんですか、そういうのにしたりするみたいですけど。そういうところでは、歴史は動いていないんです。そういうと夢もロマンもないんですが、歴史って現実の積み重ねで、そういうところに魅力があるんです。……といっても、もうやめましたけどね。

今の人間の感じることと、昔の人間の感じることは違います。環境が違いますから。簡単に感情移入はできません。学問的にはそれも含めて、その人間を動かした必然を考えるということになります。

ボトムズも一緒ですよ。人間はその時代を超越して生きていくことはできません。その中でどういう意味があるのかを考えるしかないんです。

投稿: yokomama | 2009年12月 2日 (水) 22時46分

yokomamaさん

おはようございます(^^ゞ
ちょっと早寝をしてしまい、途中起床しました。

そーなんですか!!(゚ロ゚屮)屮、歴史を生業としてこられたのですね。
先日、健康診断の話題で書いたときに、俯瞰した印象のコメを頂いたので、もしかしたらお医者さんなのかな、なんて想像していたんですけど(^^ゞ

私もよくは知りませんが、昨今脚光を浴びている歴女さんなんかについてもクールにご覧になっているのかもしれませんね。

人生に弾みをつけるために、要はお酒をはじめ、飲食の理由をつくるために 歴史の出来事に逃避することはありますよ。(日付が変わっているので)昨日もそのつもりでしたがいつもと変わらぬ晩御飯でした。

ストレートな表現は出来ないのですが「巡礼」続行が決まり、ナポレオンにとっては最高だったと思われる日も、私にとっては字面どおりの最低な一日になっちゃいました。

投稿: 八重花桜瑠 | 2009年12月 3日 (木) 01時31分

歴史的な人物に励まされたり、共感したりして、人生を切り開いていかれる方も多いと思いますので、それはそれでいいと思います。学問としての歴史はそういうところを追及するものではないというだけです。歴女さんたちが「歴史」を理解しているとは思えませんが、それで彼女たちの人生が豊かになるならそれでいいです。
こういう言い方をするのも、研究者の傲慢でしょうけどね。

巡礼も必要なときがありますよ。長い目で見た時に、それはそれで必要だったと納得できる日が来るでしょう。あまり自己嫌悪な方向に向かないようにしましょうね、お互いに。

投稿: yokomama | 2009年12月 3日 (木) 01時47分

yokomamaさん

改めましておはようございます( ´_ゝ`)ノボンジュール♪

色々な経験を積まれてきた方達が、それぞれの見方をするから、面白いのかもしれないですね。
昨日の凹みは「爆睡」でちょっぴり癒されました。
自己嫌悪な気持ちになっても、いずれは立ち直らなければいけない。
そのための触媒として歴史上の人物やキリコの力を借りるのもありかな、なんて思います。
巡礼中の人間の特権でしょうか。お昼のメロドラマやサスペンス劇場の再放送を ささやかな楽しみにしています。
地元は生憎のお天気ですが 人生の快晴を目指して「亀の歩み」を続行します。

投稿: 八重花桜瑠 | 2009年12月 3日 (木) 08時04分

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