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出版不況の原因に意見集まる

リンク: 出版不況の原因に意見集まる.

私は書店が大好きです。7時間ノンストップ(ランチ抜き)で立ち読みを続けたことがあります。

で、出版不況という話題ですが、少し「悪循環」に陥っているのではないか、と。

いつの頃からか、大人向け雑誌がブルーのテープで封印されるようになりました。
写真週刊誌を中心とした、娯楽大衆誌でも、水着や、それ以上に薄着をする女性の写真を掲載する場合には「袋とじ」という手法が使われるようになりました。
その他の雑誌でも、店舗によっての違いはあるものの、紐や、頑丈なゴムバンドでがんじがらめにされるようになりました。
皮肉なことに、書店の雑誌コーナーで 封印されていない雑誌を見ると「おや?」と驚いてしまうほどです。

出版する側の都合として、総論として「立ち読みしないで買ってください」という意識があるのは当然です。

でも、買う側としては「どんな感じなんだろ」と思ってチラ見することも拒まれては、買う気力が萎えます。

固定客は封印されていても確実に買い求めるでしょう。
でも、封印は 新規に開拓されるべき、「とおりすがり」「一見さん」的な消費者を遠ざけてしまいませんか?
「そこまで頑なに隠すなら、買わないよ」と、雑誌の前から踵を返した経験があります。

一つの雑誌に興味を持つのは、概して「一つの作品」からではないでしょうか?
その他の作品には当初は興味が無い。だから定着していない読者としては「読みたいのはAという作品だけ。それ以外は知らない。だから買わない」という意識が働きます。
「へぇ、Bという作品もCも面白いじゃん。じゃあ買ってみようか」という気持ちが働くような気配りが必要なのでは?

因みに私が小学校時代に購読していた「コロコロコミック」ですが、読むきっかけは「ザ・ウルトラマン」「リトル巨人くん」でした。しかし購買する動機付けになったのは、それまで全く知らなかった「金メダルマン」「とどろけ!一番」「ザ・ゴリラ」でした(^^ゞ

何事もほどほどに。
「売上に悪影響が出るから立ち読みを牽制する」→「立ち読みを牽制されたから、興味が無くなった/購買意欲が萎えた」の悪循環を、上手に緩和してみるといいかもしれませんね。

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コメント

ここ数年はあまり本屋に行っていませんでした。
仕事柄、毎日新刊をネットで検索し、出入の本屋さんに注文して持ってきてもらう。毎日のようにチラシが職場や家に届けられる……そんな感じでした。毎月一万ずつ支払って、ボーナスでドカンと返済。いいお客でしょう。(過去話)

でもふらふら入った本屋で、買わなくていいかなと以前ほっておいた本を、手に取ったから買っておこうかなってことがあるのも事実ですね。椅子を置いて、立ち読みならぬ座り読みを認めているところもあったようですが、今はどうなったやら。

投稿: yokomama | 2009年12月29日 (火) 17時38分

yokomamaさん

輝かし経歴をお持ちなのですね(^^♪

ちょっと横道にそれますが、独り暮らしで妙な寂寥感に襲われ、ネット通販に魂を奪われてしまったことがあります。

かつて郷田さんが出演していた「ウソップランド」という番組で、通販社会の台頭を風刺したドキュメントパロディがありましたけど、今は正に「物質文明の典型的末期症状(郷田さん)」に苛まれているのかもしれませんね。

「ちっぽけな茶碗一つでも、手に取ることで作った人の人生がわかるものである」

寂しげな、キリコと同じ声でのナレーションが耳にこびりついています。

投稿: 八重花桜瑠 | 2009年12月29日 (火) 18時00分

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